相棒・6

#19≪終≫黙示録

いやもうなんというか、刑事と検事と裁判官が、全て揃って「冤罪だったんでは」という思いに捉われていたというのならばもう少しどうにかならなかったのか、と思わないでもなかったんですが、ひょっとしたら彼らは裁判官のように関わっていただけで指揮官だ…

#18 白い声

正直こう、50代の大学教授が心臓で亡くなった、というのは発覚しなかったのももっともなんですが、21歳の女の子は心臓疾患で亡くなるってその時点で違和感を持たれるほうが自然なのではないのかと思っちゃうんですが。 (家族だから、という以前にいくら…

#17 新・Wの悲喜劇

ここ数年来このオチの手法はギャグでしか見たことなかったんですが(それでも古いよな)、最終的には結構皮肉で面白かったというか、ぶっちゃけて似た者夫婦やね。 あと、奥さんが離婚したくなった理由は案外よくわかりました、はい。 そしてむしろ旦那が自…

#16 悪女の証明

何度聞いてもどう聞いても“かたやま・ひなこ”という響きといい、設定のもろもろといい、幾人もの実在の政治家さんが頭をよぎるんですが、かなり頑張ってもそれが回避しにくい場合、いっそこのくらいいろんな人を意図的に混ぜてしまったほうがいいのかも。 あ…

#15 20世紀からの復讐

右京さんの性格の悪さが最大限に発揮され(脚本かよぅ;)。 そして犯人は大概どこがぶっ壊れているとかそんなレベルに収まらない勘違いの人生っぷりだったわけですが、亀山くんを発見して復讐を誓うに至る経緯に関しては認めるしかありません、失恋絡みで憎…

#14 琥珀色の殺人

んー、気のせいかもしれませんが、己の独善で殺された人ってここのところぽちぽちいるような気もするのですが、まあ、意外なところから犯人が! という展開となるとどうしてもそうなりがち、、、って別に今回意外でもなんでもなかったか、うーん。 今回殺さ…

#13 マリリンを探せ!

まるで無関係と思われる殺人現場から次々と携帯が消える事件が発生し。 正直、この事件に相互のつながりがあるかどうかを判断できなかった上のほうの人、今回ばかりは無理もなかったというか、物ががっつりと生活そのものに関わってくると微妙っていうか、三…

#12 狙われた女

台湾マフィア(でいいの? 国によって呼び方違うからわかんない)の娘をターゲットにした脱獄事件、と思いきや、実は壊滅させられたヤクザの元情婦に対する仕返し事件、かと思いきやさらにその裏がありましたよ、というそんな展開。 よく考えたらなんか事情…

#11 ついている女

なんちゅうかもう、大概にせいという「幸子さん」ですが。 あー、放送をリアルタイムということにしたのか(そうしないと同時代性が高いテーマはちょっと妙なことになるかもしれないしね、事件そのものは普通は避けますが制度なんかなら有りだと思うし)(事…

#9 編集された殺人

編集されたのはまあなにも“殺人”そのものではなくて、単にあれなんですが。 判事どのが裁判での容疑者への証言にすぎなかったわけですが、それをいじったところで裁判を有利に進めるつもりでしかないというか、雑音を排除したつもりだったんでしょうが、それ…

#8 正義の翼

とあるロボット関連メーカーで爆発騒ぎがありまして。 その身代金が10億、用意して番号を控えて準備しておりましたらば(あれ、大変だよねいつ見ても;)、直前になってダイヤモンドに変更、とあるビルの屋上に来いと、他の人間がいたらすぐに爆発させるぞ…

#7 空中の楼閣

携帯小説も読まないですけど、単独の環境レポなんてのも縁ないっすよ。 そして私が一番読むのは、どう考えてもペイできないんだろうなぁ、と思える下手すると出版社もなくなってしまうような歴史系が多いもので、どちらかというと利益の食い合いをするだろう…

#6 この胸の高鳴りを

あー、地味に面白かったです、いや、なんか派手な話だと思うんですが。 心臓移植された女の子と、その心臓の持ち主だった男を裏切ってしまったかつての親友で現在のトップ・アーティストなんかなぁ。そしてまあ例に漏れず、女の影も多かったわけですが、そし…

#5 裸婦は語る

どうにも画家が薄ぼやけた人だったというか。 性格から行動からなにからそんな感じだったもので、特にそれで問題があるわけでもなかったんですが、結局感情の爆発を一度として見せることがなかったもので(一瞬で構わないんだけど)、なんとも全体的に消化不…

#4 TAXI

おお、懐かしい顔が! とは思ったんですが女優さん。特撮映画一本と昼ドラを少々お付き合いしたのにどうも名前が覚えられず、、、なんか微妙に幸薄そうだよね。 というお顔なので、今回の役のはまり役っぷりったらなかったでした。 えー、タクシー強盗“らし…

#3 蟷螂たちの幸福

右京さん今回、旦那さんのことは許せないって言ってたけど、奥さんのことは責めなかったなぁ、ということをしみじみと思ってしまうわけですが。 人の命を奪ってしまうのも、誰かを疑われるままにされたりするのも。 まあ、許せない範疇だとは思いますが、警…

#2 陣川警部補の災難

正直よもや、再登場するとは思っていなかった“第3の男”ですが。 なんですかね、亀ちゃん以前にも確か「もうやだー」(右京さんを)と出て行ってしまった人とかいたような気がするのですが、亀ちゃんが来る以前は本当の特命係ではないということなのか、事件…

#1 複眼の法廷

陪審員制度導入がテーマという段階で大概大胆がすぎるような気もしますが。 「いくらなんでもこんなにいっぺんにいろいろは起らないだろ」とは思いますものの、一つずつなら案外リアリティがないわけでもないなぁ、としみじみと。しかしまあ、特に毒が利いて…