#18 白い声

正直こう、50代の大学教授が心臓で亡くなった、というのは発覚しなかったのももっともなんですが、21歳の女の子は心臓疾患で亡くなるってその時点で違和感を持たれるほうが自然なのではないのかと思っちゃうんですが。
(家族だから、という以前にいくらなんでもねぇ;)
てか、「娘は殺されたんです!」とお父さんが主張していたのが病死だった、と聞いたのでてっきりなにか持病かなにかがあったんだろうな、と思ったらなんもないのかよ! そして現場にはオレンジジュースに混入された青酸カリの零れた跡が。
えーと、解剖はともかくジュースの鑑定って廻せば済むよね?
ある意味で、もしかしたらリアリティのある話だったのかもしれませんが、いっくらなんでもここまでいい加減なのかよ、信じたくねーな、と思うような内容でした実に。いくらなんでもなんの病気もない若い女の子がジュースを飲んでいる真っ最中に突然に死亡してそれが事件性が全くないと調べられることがない、、、ごめん、単に信じたくない。
お父さんが非難するのがどう見ても妥当だと思います、詳しく聞いたら誰だって変だと思うよ、“調べて”病死ならともかくさぁ、調べずに病死ってえええええ。


と、いうような話でした主に、一人めを首尾よく殺したところで味を占めた(あれは成功するのもそんなに不自然ではないとは思う)、ということもまああるのですが、二番めの被害者はすごく一方的に自分になにが起こってるのかわからない間に恨まれました。
ある意味で狡猾なのかもしれませんが、ものすごくあれですよね、どこまでも一人きりですよね、右京さんにせめて気付いてもらえて良かったですね(なんか違う)。
まあ、一回思い込まれたことはそうそう引っくり返らないものではあるのかなぁ。