#17 新・Wの悲喜劇

ここ数年来このオチの手法はギャグでしか見たことなかったんですが(それでも古いよな)、最終的には結構皮肉で面白かったというか、ぶっちゃけて似た者夫婦やね。
あと、奥さんが離婚したくなった理由は案外よくわかりました、はい。
そしてむしろ旦那が自分は殺意を感じていたんだ、と主張した時に実際に奥さんがぶち切れてしまったことが捜査一課トリオに疑われなかった一番の要因だとは思います。いやまあ、ほら、旦那の主張の具体性のなさで疑うところまで至りそうになかったけどね。
今後ある程度の信憑性のある内容が出てきても、一度ブチ切れを見てしまっているので逆に全く相手にされんでしょう。あの夫でそこまで行く気もしませんが。


とある奥さんが夫に殺意を抱き。
日々平穏な生活を送りながら彼を殺す空想に耽り、最終的についにそれを実行しよう、としているところに唐突に現れた右京さん(もともと亀の近所の友人です、ご近所さんって言うよりは家族単位での友人だよね、あれ)。
検挙率の低下を話題にして、「どのくらいの率」でもって犯人が捕まっていないのか気にする奥さんに対し、殺人犯は別ですよ。とにっこり右京さんは付け足します、ええまあ、態度はかなり不審者っぽいですが(いつも)、顔だけは笑みを絶やしませんね、あの人。
(しかしよく考えたらこの次の回が毒殺が病死扱いされた題材だな、うん。)
で、ついにドライアイスを買い込んで防毒マスクを用意し、夫の帰りを待ちながら彼女は眠り込んでしまい、とある夢を。夢から醒めたら夫が帰ってくると予告していた時間ちょうどに男に襲われ、喜劇というか悲劇というか。誰もがこの次の展開を薄っすらと予期していたような気がするのですが、右京さんは一味だけ違ったなw