#14 赤いハイヒールの女

んー、これどうしてわざわざ“第9”に捜査が廻ってきたのかわからなかったんですが、そんなことはともかく、例の初登場回のあとしれっと出てくる嫌味系上司のほうにびびってみましたw あー、あの「実験」って別にいいんでしょうか。。。
(さすがに判明してたらちょっとまずい気がするんですが、公表されなかったか。)


一言で言って痴情の縺れで、男が殺され、その最後の記憶が赤いハイヒール。
そのハイヒールがブランド物なのでかなり持ち主を絞り込めたものの、妻とホステスの愛人と、現在口説いている真っ最中の秘書にまで行き渡っているとなるともはやそれ自体は捜査方針の絞込みにもなににもなりゃしない。
というか結局、死者から読み取れたデータって本気でその赤いハイヒール一個だったんですね、はっきり言って、これ殺人課に事件をバトンタッチするべきだったような気もしないでもないんですが。いやまあ、普段からの愛人がどうの、というところにも原因があると思っての措置(そして有名人絡みなのでスピード解決)ならわからんでもないか。
そのうち、妻の愛人が殺されるような事態にもなるものの、うーん。
正直、事件そのものが面白かったかというとそんなことはなかったような気もします、いや、動機が予想もしていなかった内容だった、というのは事実なのですが。だからってそれが面白いかというとそれは別の話というか。
なんかしらのヒントというか、複線があったんでしょうが、それを考えてもなぁ。
つか正直、同性愛を隠れテーマにした作品って結構最近ぽちぽち見ているもので、ええ、そこでその組み合わせ? と思う程度で驚きとかないよね。耽美とか隠微とかの方向性を狙っていたのかなと思うんですが、設定だけじゃちょっとなぁ。