近代史

『その時歴史が動いた』日本を発見した日本人−柳田国男「遠野物語」誕生

自分がびんぼーな子ども時代を送ったもので。 農家の近代化を願い、農水省に入り地方を廻り、そーしてその触れ合いの中で昔ながらの≪焼き畑農法≫を守っていたり、ルールを守った猪狩りをしている土地に出会い、そして民話を知り、その真髄を知った。 という…

『その時歴史が動いた』日本独立 その光と影 −吉田茂とサンフランシスコ講和条約、後編

この話で私は感動することが多分出来ないし。 それは「今だから」とかそのあとの結果を見て、とか、そーいうことじゃなくて、すでにこの時点で、私は彼のしたことが美談とは程遠いとしか思えないですよ。 んで、そんなことは当人が一番良くわかっていたんじ…

『その時歴史が動いた』日本独立 その光と影 −吉田茂とサンフランシスコ講和条約、前編

戦後に、戦前から戦争に反対してたからと首相に抜擢された人だそうっす。 Wikipedia:吉田茂 んでもってー、この話はサンフランシスコ講和条約前夜まで。 要するに戦争に負けちゃってー、事実上の独立をする前哨戦までなのだそうですよ、てゆかこれ…

これは正義の戦いか〜ジャーナリストたちのベトナム戦争

世紀の愚行ってのはまあいろいろ各国であるものなのですが。 アメリカで一つ、というと今のところはこの戦争になるのではないでしょうか。 Wikipedia:ベトナム戦争 2006年現在も進行しているといえる、一連の攻撃のことは置いておくというより…

「坂の上の雲(2」司馬遼太郎

新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 62回この商品を含むブログ (146件) を見る≪密林.com≫ 多分、脱落者は日清戦争の章で多く出るのではないかなぁと。 私…

「坂の上の雲(1」司馬遼太郎

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 168回この商品を含むブログ (473件) を見る≪密林.com≫ 別に文句があるわけではなくて、派手好きなんだもんこの人!!…

「阿片戦争(中」風雷編、陳舜臣

阿片戦争(中) 風雷編 (講談社文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1973/08/15メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る≪密林.com≫ ≪清≫てのは、中国の最後の王朝ですな。 皇帝だけどー(えー)(真面目な話、どう呼…

西安事変を知ってるかい→?

よくわからんが、最近は習うのかな? 張学良も、知ってるヒトと知らんヒトがいます、この人物を知らなきゃ不味いか否かってのは、ご判断に任せますが。 ≪満州事変≫はこの人物に向けて起こされたものなんだよね。 満州事変は、まあ中国に向けて日本の軍が動か…

孫大砲(大砲とはほら吹きに対する揶揄的な表現)

私たちの政治経済ゼミ(だったっけ?)は、人がとても少なくて私も含めてたったの3人、先生も入れて4人。 なんで先生を人数に入れるのかというと。 私たちが近代中国史に関して勉強していたからなのですわ。 孫文→蒋介石→毛沢東→訒小平 そんなふうに、授業…

夫婦喧嘩は食べれない。

「あれは嫉妬だよね→」 という馬鹿話をしていたのが、二人のゼミ仲間とだから、うーん、大学の三年の時だから2000年か(2周遅れ、働いてますた)? ちょうど世は、韓国と北朝鮮が、ヨリを戻すの戻さないのというニュースで真っ盛り。 確か北朝鮮籍の不…

彼我なる距離は。

私と、ちょいとした関係の人が私が大学生の時だから、、、えーと5,6年くらい前かな、蒋介石についての番組に出たことがあります。 (この人は正直バレかねない、蒋介石の番組少ねーっorz) それを知ってた友人が、授業の時に。 「いやーごめん、なんか後…

戦火の中で生まれて死んだ。

西はオスカー・シンドラー、東は張学良、というふうに最近位置づけてみたり。 なにって民間人でありながら、かなり言いたいことやりたいことをやり通して、ともかくも、第2次世界大戦を生き延びてしまったヒト。 無茶、というよりシンドラーさんはまだ「狡…

NHKスペシャル『アウシュビッツ(5』開放と復讐

――私たちは混乱している、私たちはわけがわからない。 というふうに考えるのが、案外と一番収まりが良いのではないでしょうか、収まってねぇよ、という突っ込みがあるのならもっともですけれども。戦後処理というのは最初から奇妙です、戦争って一体、どこか…

「阿片戦争(上」滄海編、陳舜臣

阿片戦争(上) 滄海編 (講談社文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1973/08/15メディア: 文庫 クリック: 24回この商品を含むブログ (7件) を見る≪密林.com≫陳舜臣さんと言えば、前に読んだ司馬遼太郎さんの本の中で。 中国人の横領の話なん…

「男子の本懐」城山三郎

「男子の本懐」 城山三郎、新潮文庫(1983.01) 張作霖爆殺事件っつー、戦争の前哨戦と。 満州事変に挟まれた。 うっわー、いかにも抜けなさそうね、という感じの内閣の人たちの本です。 引っ張ってもちょっとやそっとじゃ動きませんね、こりゃあ。 …