言の葉

『美の巨人たち』南桂子「子供と花束と犬」

不変の、銅版画家? というのかな。 すでに有名な画家だったというご主人のところに、日本と、前の家族を捨ててまで嫁いだのだという女性の話。しかしなんだか、尽くす女というイメージはなかったです。 多分、旦那さんのことがほとんど語られてなかったから…

「ウルトラマン誕生」実相寺昭雄

ウルトラマン誕生 (ちくま文庫)作者: 実相寺昭雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (51件) を見る密林.com はっきし言って、なんかシンプルな頭の人っすね。 つーかなあ、「いつま…

『私のこだわり人物伝』円谷英二−特撮の神様 第3回、ウルトラのおやじさん

様々なクリエイターが集まって、様々なことをやっていた。 そして彼らに一つの筋を与えていたのが円谷英二氏。 この回で唐沢さんが語っていたのは要するにそれだけなんじゃないかな。 実相寺氏の「ウルトラマン誕生」のほーで読んだエピソードですが、血を流…

『アートエンターテインメント 迷宮美術館』夢二が描いた女のすべて

ぶっちゃけると竹下恵子さんも、京本政樹氏も(黙ってれば)、絶対夢二が生きてたら好みのラインに滑り込んでいたと思うんだー。特に竹下恵子さん! 京本さんはちーと黙ってろ、いつもはほわわんとしてるのに。 (特撮絡みでちょっと引いた、ヲタ部分さえ見…

『美の巨人たち』歌川国芳「猫のすゞみ」

猫好きだったとのことですよ(結論)。 『美の巨人たち』:「猫のすゞみ」 うたがわくによし、と読みます。 つーか、渡辺崋山やら葛飾北斎なんかと同時代ですか(ワンパターンな、そのくらいしか知らないんですか)(知らないんです)、ところで歌川広重さん…

『美の巨人たち』竹久夢二「水竹居」

竹久夢二47歳の時に、産業美術(ってナニ?)を学ぼうとヨーロッパに行って、ドイツで宿を取ったところのお嬢さんをモデルに描かれたとゆー一枚。 『美の巨人たち』:「水竹居(すいちくきょ)」 (東京都文京区・竹久夢二美術館所蔵) (リンク消えないか…

「ゴジラの来る夜に」

ゴジラが来る夜に 「思考をせまる怪獣」の現代史 (集英社文庫)作者: 高橋敏夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11/19メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る密林.com“怪獣が現れた、怪獣を殺せ”ではなく。 ――怪獣が現れた、…

『私のこだわり人物伝』円谷英二−特撮の神様 第2回、先生は「キング・コング」

さて、一回見てなんだったか忘れてしまいまして。 もう一度見てわりと一回めに見たことを思い出したんですが、なーんつぅのかなぁ、≪特撮≫をメインに映画を撮りたいのだ! という信念ってこう、今の感覚とは全然違うんじゃないのかなー、というか。 いや、今…

『私のこだわり人物伝』円谷英二−特撮の神様 第1回、ゴジラは日本人である

――ゴジラは摺り足なんすよ!(実話) というところが結局一番印象に残りました、なによりです。 (結論はシンプルであればあるほど素敵だと思うの。) とりあえずなにかっちゅーと、当時すでにアメリカで『キングコング』があったそーなんスよ。これが“コマ…

「ウルトラマンを創った男−金城哲夫の生涯」

「ウルトラマンを創った男−金城哲夫の生涯」 山田輝子、朝日文庫(1997.08) 30も半ばで酒に溺れて転落死したっていう。 「ウルトラマンを創った男」になにを期待して人がそれを読むのかってーと、なんか案外と彼の絶望はなんだったのだろうとか、…

迷宮美術館 −芸術は爆発だ!岡本太郎記念館

「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」 ――それで飲み終わったあとばっちりと目が合ってしまったりするわけだな、悪趣味な?!(会話すんな) Wikipedia:岡本太郎 ところで飲むたんびに微妙に忘れてるとか、幾つかの外見が同じコップの中に一…

岡本太郎美術館行きました。

いや、実際の目当てはこれ↓。 ・ウルトラマン伝説展行ってきました・ 岡本太郎さんとゆーと、大阪万国博覧会の≪太陽の塔≫。 今も残るっつーあのオブジェの作り手さんとしてしか知りません、ASAさんにはそんなものかですかと言われたのですが、だって生ま…

NEWS23、ウルトラマンが見た日本〜ヒーローは何処に〜

カテゴリ新設ー。 妖(あやかし)と同じであんま大した意味はないですよ、あっちからも移動してくるかもしんないですが、フィクション系はこっちに来るかも。 まあ、とりあえず回線を取られてますのでローカルで打ってんですが。 概ね良かったんじゃないのか…