#7 都を追われて

んーと、私はスジニが“朱雀”の化身だとばっかり思ってたんですが、そういや、もともと昔も能力が神さま(あの色男)(顔は綺麗だと思うけど髪型、というか髪の色が変)の手によって二人の女の間を移動されていたんだっけか。どっちがどっちなのかなぁ。
(スジニがあの火天会の元の長だろうと思ってるんですが、雰囲気似てるだけかね。)


んでもって、相も変わらず息子に王位を望む男は様々な画策をするのですが。
むしろこの人はその場で事態をいかにも自分が正しいかのように見せかけるのが一番上手いなぁ、と思います。正直完全な第三者だと「お前がやったんじゃん!」とは思わないのが自然な気もします、しかしあれだ、まず族長たちの息子を浚い、それを殺し。
その後、火天会に唆されて特に必要もないのに王を殺そうとし(まだ先の回の展開ですがさしてネタバレってわけではないよね)、それを言葉のみで全部太子がやった、と信じ込ませるのはすごいと思います、見事になんの証拠もないじゃん。
状況証拠がある、という段階からまずそう思い込ませるレベルです。
つーか、タムドクさんのほうが反撃の意思がさしてなさそうですが、一旦疑われて証拠集めされたらいっくらでも集まりそうですよね。あまりきちちんと隠してなさそうだし。
で、まあ、王位を譲る、その了承を族長が行なわなければ王位が自分に廻ることがない、という太子が族長の息子を浚った、という流れになり、どちらかというと大抵の人らはそれをそのまま信じた、というよりはホゲが王位に付くほうがいいと思ってるから(伝説の王と思ってるわけだし)、という理由で行動しているのかもなぁ。
事態を収拾しようとして動いた太子は逆に臣下に自害を勧められ。
ほんのわずかの間、恋人のキハと難民地区に潜り込むのですが、というところまで。