#7 角兵衛獅子 前編

ぶっちゃけて大河ドラマなどで関わってないはずの有名人が、数人めまではともかく、あんまり続くとかなり鼻に付くのですが、もともとが桂小五郎と出会ったことで話が始まって彼の関係で新撰組とも対立せざるをえず。
ここで小さな「高杉晋作」らしき子どもが出てきたくらいなら許容範囲かな。
むしろ一人目って感じかな? えーと、話としてはものすごくシンプルで、要するにお金をなくして泣いていた大道芸人? みたいな子どもを。
倉田さんが助けてあげましたらばその正体らしきものをその養い親に察知され。
新撰組を連れていつもの秘密の寄り合いの場に来られたりしてしまったんですが、そこでその子が現れた鞍馬天狗を庇い、すっかり桂さんも気に入りまして、全員揃って養い親のところから連れ出してきた子どもたちを国で引き取るよ、と。
いやー、無茶が通れば道理が引っ込むといった感じで気持ちいいですね。
子どもを引き取ってどうするんだ、どうやって養うんだ、同情がなんになるんだ、とか突っ込みを入れるチャンスがありませんでしたよ! いっそ素敵です、完璧です。


で、新撰組がなんだか“暗殺人別帳”とかいうのを手に入れようとしていて、それが世に出回ると大変なことになる、ということで鞍馬天狗さんがそれを奪いに行くことにしたようなんですが、人相書きがあるわけでなし、人間違いが続出しないんだろうか、、、とか別のことが心配になりました、名前と特徴がわかるだけで一歩前進なのかしら。
いつものごとくいとこ殿が心配のあまり暴走し掛け、今回は子どもが加わっていたのでさらに危ういことになるのかもしれませんが、まあいいや。
大阪城に乗り込んで、企みがバレてしまったところまでで以下次号、次回最終回。