8th Blood

えーと、≪館≫に来る唯一の人間である女の子が、どうも一時の自暴自棄からかなり立ち直って親子のスキンシップを取れるようになったらしいんですが(荒れてたんだ? 知らなかった、というか、そんなことを言ってたような気もするけど流した)。
で、それを見たあげはがすっかり羨ましくなってしまって家族旅行に行きたいと。
ところが仕事でいつ動くことになるかわからないから駄目だ、ということになったはずなのに、あげはと主人公がちょっとしたことで口論になって拗れてしまったせいで、“長男”である大学生が試験前にも関わらず温泉旅行を決行してしまったという。
どういうスタンスなのかよくわからなかったんですが、一応家族の自覚あったんですね。
面白かったとは言わないんですが、どこが突っ込みどころなのかまるでわからない展開だったのである意味で隙がなかったというのかもしれません。ところで喧嘩シーンのあのやる気のない演出は一体なにごとなのか、問いただしてみたいような、別にそんなところに凝られても全然かけらほども嬉しくないから放置すべきなのか迷っています。


ええと、ミスターのぶっち切られ方が可哀想で面白かったのと。
なんとなく予想していたというか、きよいさんの読んでいたのが「マニュアル」だろうと思っていたのが判明するのがかなり遅く、判明した時点でちょっと嬉しかったのをここに白状します、いや、読んでいる時点でその辺ってのはわかってたんですが。
特に意味もなくあんなに引っ張らないだろうと勝手に思ってたので、忘れかけた頃に判明したのが良かったのかなぁ、ああ、やっぱりベタだったという安心感?
しかしまあ結局のところ、まともな価値観を有している人が一人もいない時点でわざわざ他所の風習に拘らなくてもいい気がしないでもありません。