gp02「無茶ナヤツラ」

えー、壊れた橋を巨大ロボットが腕を渡して通す、というのは絵としては格好いいんですが、腕はともかく(多分見た目より悪路でしょうが)、ぶっちゃけて首の周辺を通るには一体どんな勇気が試されるのかと思うと、引き返すのを手伝うというほうがよっぽど現実的だよなぁ、と思わないでもないんですが戦隊モノにはむろん現実いりません。
ただちょっと「ありがた迷惑だよなぁ」と思ったのが本音です。
わりと感心したのが、とあるレース場を舞台に、ちょっと夢見がちな観光バス運転手に自由度が高そうな将来有望とはいえ駆け出しのレーサー、飲み物売りのバイトの女の子、という三人は多分わりと躊躇いなく“正義の味方”稼業へ転職を決めたんだろうなぁ、と説明されなくても思うところですね。
うん、一年くらいのドロップアウトで失うものも少なそうだ(世知辛い)。


そして四人めがプー、五人めが社会適応能力の低そうな謎の男。
完璧じゃないですかリアリスティックだなぁ、でも五人で暮らすにはちょっとあのキャンピングカーは狭そうです、てか、あそこに暮らしているのかな? 生活費は?
装備類に金が掛かってなさそうなのと家事はあんまり疑問はないんですが(ねぇ)。


ええと、用水路を汚す、という目的だったそうです、敵さん。
なんとなくその辺はかなり昔の幼稚園バスハイジャックとか(なにがしたいのかがわからない)、思い出して懐かしいんですが、面子の現代化はかなりのものです。案外いいバランスなんじゃないかとも思います。
別に面白いかというとそんなこともありませんが、当面問題ありません。