#4 山嶽党奇談 前編

あー、わりと受動的に「守る」だけなのかと思ったら、わりとアクティブに脅して回っちゃったりもするんですね鞍馬天狗さんてば、まあ、単に一般市民にまで被害が出てるから、という理由がないでもないような気もしますが。
よもや、暗殺業を生業とする集団でも、雇いかねない人まで脅すとは。
(脅したらさっくりと言うこと聞きそうだったというか、後腐れはなさそうだけど。)
あと、新撰組も別に必要がなければ興味がないんですね、局長辺りは別に悪いというほどのことまでしてない気もしますが(容赦がなさすぎるとは思う、けど私情じゃないし)。
今回は暗殺業を行う集団が京の都に横行、鞍馬天狗さんの誕生のきっかけになった、長州の桂小五郎? だったのか、あの人まで暗殺宣言が出てしまっているとのことで、ちょっと丸っこい目のお仲間さんに頼まれ、見張りなんてことまでしてましたよ。
あの気のいい御仁が殺されるのはちょっと嫌だな、鞍馬天狗さん個人的に仲いいし。


で、平行して暗殺業者さんたちを調べてみたら大商人さんに行き当たったり。
その大商人さんが仏師を訪ねていたり、仏師のところに例の男たちが出入りしたり。
さらに大商人さんが桂さんにも会いにきて、金5千両を渡してたり、桂さんのとこの芸者さん(逆か、女のとこにいるんだな)が丸い目の仲間のはずの人に浚われたり、桂さん以外の誰を信用していいんだかさっぱりとわかりません。ああ、あと仲間ではないけど、特に含むところがないって点では新撰組局長さんもか。
結局こう、鞍馬天狗新撰組局長を狙ってのなんらかの計画かな、と思うんですが、その結論だと桂さんへの暗殺宣言その他の展開が意味ないし、どっから計画なんだろう?
ちょっと後編が楽しみです、謎が謎を呼ぶって感じだなー。