#2 宿命の敵

正直に、2話はいまいちでございました、んにゃ、3話まで見てわかったんですが、多分この回のメインだった鞍馬天狗さんのいとこの娘さんが、ちょっとこう、恨みだの身上がどうのということを語るのに迫力が足りないというか(中の人の話ですかね)、そんなところが原因なのかなぁ、と思わないでもないんですが。
脇でぷくー、と膨れてるちょっとだけ我が侭な娘さんとしては悪くはないですね。
でもまあ、あれだって親戚のお兄ちゃんに向けるものだとしたら妥当だし。
2話はたまたま、話の質がいまいち不幸にも合わなかった、という理解でよろしいんじゃないでしょうか。もうちょっとこう、未熟さが前面に出てたらいいんじゃないかな。


なんかこう、傲慢さが“勘違い”させた、みたいに見えたんですよね。
なまじ、他のことはわりと大人びた判断してる展開だったもので、娘さん。
もっと先に子どもっぽさみたいなところを見せてたら、若いが故の見通しの甘さと見ることが出来て、面白いかどうかはまた別にして、悪くなかったんじゃないかと。
(多分、3話見てから2話見てたら悪い印象はなかったと思う。)
ええとこう、鞍馬天狗さんの実際の仇、彼の父親を殺した伯父が切り殺され。
その場に居合わせた家臣の「覆面」「凄腕」という言葉から鞍馬天狗が犯人だと思い込んだその娘さん、正直こう、天狗が新撰組と対立してるという認識があって(その認識はもっともだ、自分だけ助けに来たとか考えるほうが変だ)、その上で新撰組の系列の人だったようなのでその疑い自体は妥当だったみたいなんだけどもね。
そしてまあ、中身と天狗の意見をそれぞれ聞き、疑いは晴らしてくれたんですが。
仇は別の人に先に取られちゃったよ(良かったね)、とそんなお話し。