4th Blood

ビタ一文、本当にかけらほども展開の予想を外れなかった人のほうが大多数と思うもので正直、連載がどうなるかわからない漫画の手法としては問題ないかと思いますが、いっそドラマの初回でざっくりと説明した上で始まっててもいいような気がします、これ。
別にこんなベタ設定そのものに文句付けるつもりはないですが。
これで話が引っ張れるかというとまた別なんじゃないでしょうか、いっそドラマ・オリジナルでもいいからなんかサプライズが欲しかった。むしろ全然和やかな態度を取っているというのに、いきなり“過去の恨み”とか口に出すほうが色っぽいと思うんだけど。
あんな考えてることだだ漏れでそんなこと言われてもそのまんますぎるよ。
いやもちろん、これの展開で見せることが可能な役者さんってのもいると思いますけどね(技量というより方向性によって)、いっそあげはの中の人だったらそれはそれで面白かったかも。あんな意思が強そうなのがよよよ、と泣いててもなぁ。
(人と会ってるにも関わらずどこ見てるかわからないとか、物を尋ねたら異様に明後日な返事をしてくるとか、「家族」を溺愛してて人の話を聞いていない等は一応可。)
(そうか、トータルですごく天然なのか、、、やっぱり配役がなんか;)


あと、えーと、あげはと主人公はビルの屋上から今まさに飛び降りようとしている女の子に遭遇、彼女の悩みがなんだったのかの説明がかけらほどもされていなかった気はしますものの、まあそのほうが無難かという気もします。わかりやすいきっかけは欲しかった。
(多分、真面目に考えると躁鬱のウツに嵌ったんだと思うけどさ。)
ただ、自分の手を離したお母さんのことを考えながら「離れていても!」と言う主人公はちょっとだけ良かったです、自分が信じるためみたいに見えたので。それはね。