#3 騒霊ぐ

ぶっちゃけて“共鳴振動”と幽霊と、どっちが不思議かと聞かれたら前者じゃね?
いや、鉄をびぃぃん、と鳴らす実験で実際に再現できるので現象自体は「ああ、あれ?」という程度に思い出せる人もいるでしょうが、マンホールの廻りの環境が変わることによって共鳴振動が起こるようになったんだよ、というのは霊でしょう。
いいじゃん別に霊の仕業で、というか、自分が人を殺して下に埋めようとした結果で「固有振動派が近くの工場の温水を捨てるものと合致し」とか言われてもちっとも安心できないと思います。まー、再現できることが実験においては重要で、実際に排水を捨てることと連動したので確信に至ることはできたわけですが、もう一回同じ条件を作って、と言われてもかなり難しいんじゃないのかしら?


ハイ、これは小説で読むより映像で見たほうが面白かったです。
あと、番組の時にしか見れないCMがちょっと気に入って、それにつられるように少しずつですが人物にも愛着出てきたかな。とゆーか、今回の話の旦那さんが良かった。


結局、旦那の執念と、奥さんの愛が彼らの犯罪を暴いたということでいいじゃないですか。特に問題ないよね。
今回は女刑事さんが「夫が行方不明になった」という女性ごとガリレオ氏(名前なんだっけ?)から持ち込まれ、それを探し回るという話。最初は本気にしていなかったのですが、彼女や、彼女の愛する旦那の人柄を知るにつれて少しずつ真剣に。
とある老婆の家を訪ねていたはずだ、というその家が決まった時間に揺れるという事態に出会い、いつものごとく“彼”の出番になるわけですよ。