−9)中国・張学良to中国共産党

ていうか通常の縁はないはずだったのです。
張学良は国民党の所属です、当然共産党とは敵。


生地を日本軍に追い出され、一応与えられた土地でふらふらとしてたらしー張学良のところに「ある日いきなり」国民党の結構偉いさんが訪ねて来たらしいという。でこの張学良言うにこと欠いて「周恩来となら会ってもいい」と返した(別に考えなしじゃなくて断ったつもりだったんですね、そこまでお馬鹿じゃないもん)。


したら本当に周恩来が来たと。


そんな関係です、ちなみにその後“西安事変”を起こしました張学良。
「とりあえず国内の共産党との争いは後回しにして、一致団結して日本と戦おうよ」という要求内容で、結局これが後々の共産党の台頭にも結びついてしまった結果。


周恩来に利用された、と見る向きもないでもないのですが。
全体の事情を知ってるとあんまりそんな気はしない。なあ張学良。


ちなみに、なんで共産党が唐突に訪ねて来たのかと言えば、「農村で物を売ってくれない相手に銃を撃った」ということを延々愚行として語り継ぐ(外国人にまで困ったエピソードとして語ってたヨ)ような毛並みの良い軍隊を持っていたからかと思われます。
時は略奪の横行する中、蒋介石の項と合わせてお読み下さい。涙が。
張学良ってなんかさー、浮き世離れっていうかさー...orz好きです