−2)中国・書物・『管子』

こんな一節があります。


税金をなにに掛けるべか、という話を管仲さんは主としてました。
「人」「隠されます」「収穫物」「誤魔化します」というような話を一通りして、「じゃあどうすんだ?」「家の守り神に掛けましょ」というような内容。ちなみに『管子』の中には他の書物に収録されてる神話が微妙に形を変えて収録されているんですが、神さまが鉱山掘ってます、いや、神さまが。
私はこの本を先に読んだので神話だとはついぞ知りませんでした。なあ神さま;


「税金を取る前にまず民が肥えてからね♥」とか、適所適材とか。
なんというのか失礼っちゃあ失礼なんだけど、もっともだなー、というような内容で、とてもじゃないけど古いほうから(残ってる書物の中で、ですね)、数えて一桁の時代の方とは思いにくいところがあります。失礼っちゃ失礼なんだけどなw


古い本で、後世に書かれたのが大部分。
漢代に編集されたはずなのに、記述の年代が10年ズレてるという、剛毅な書です。
そこが好きです、しかし人には勧められるもんではないですね。ははw