#2 好きな理由より嫌いな理由の方がハッキリしてると言っても過言ではないのだ!

意味わかりません。
回タイトルの一部には理解出来る単語が入っているような気もするものの(控え目)、全体としては全くこの話に合ってないじゃないですか。今まではなにを言ってるんだかも気にしてなかったので、もしかしたら進歩なのかもしれませんが。
とりあえずぶっちゃけて逆ですよな。


それにしても事件そのものが結構面白かったです。
などということはことこの番組には全く期待しておらず、おかしいなー、贔屓でもしちゃったかなー、と何度も疑ってみているんですが(むしろそこまで行くと偏見のほうかと)。どちらかというと「何故カランカラン、という音が駄目なのか」というからくり以外はやっぱり大したことがなかったような気がしないでもないです。
ところで痴漢と間違われた方があの方だったんでしょうか?
しかしあんな格好の女性ってたまにいるような気がするので、例えばその手の方だったりしたらどうするんでしょうね。男には間違われませんが私も男物着てますよ、だってサイズがないんだもん(やむにやまれすぎます)(多分疑って貰えないな)。


あと、市川実和子さんはやはり素晴らしい。
オペレッタ狸御殿』と『イン・ザ・プール』でオダギリ氏とはいずれも擦れ違っていたんですが、ついに共演を見ることが出来て大変に満足しています。絡み方もえがったなー、やっぱり影いいよね、影、可愛いしさぁ!
うん、顔が可愛いとはやっぱり思ってないし、好みとも違うんだけど魅力的。
テレビごときで使うの勿体無いよなー(ちょっと待てその表現)、やっぱり映画の人だなぁ、としみじみとしていましたが、こういう出方は大変によろしいと思います。まあ、三日月くんの中の人も映画系の人なんだけどね。




てゆか、あの絶妙な役は彼女じゃなきゃ難しかったと思いますが。
それをわかってて(『イン・ザ・プール』の監督さんだしそもそも、三木聡監督)呼んだという前提の上なんだから、それも立派に監督の力量です。なにも毎回レベルが低くても演出でカバーしないでもいいよなー、あー、いいよなぁ。。。


なんかやっぱり、今のテレビって、ちょっとおかしい...orz
いや、限られた資源の中で一生懸命頑張っているのはいいと思うんですけどね、少ないくらいならともかく、全くないってのはうーん、ちょっとどうなんだろう。


オダジョっつー、という一種特異な人がおらんかったらこの番組成り立ってないわけですし。なんというか半ば道楽みたいなスタッフで作っているわけですが。
豪華ってこっちのこと指すんじゃないのかなぁ(チープは個人的に許す、というかあれはあれでもはやどうしようもない)、なんか今余所で見る「豪華」って触れ込みってなんか違う気がしてなんないわけなんですけども。顔知ってるタレントならいいのっつーか。
どうなんだろうなぁ、そういうのって。




ということで大暴投を2話めにして迎えているわけですが。
市川嬢が実に良かったです、「カランカラン」が判明していく過程が(あとの判明部分はかなり適当だったけどこの際許す)非常に秀逸だったことと。


な、なんか今まで見てきた映画とも、この番組の三木さんの担当回とも全く違うテイストっつーか雰囲気だったような気がするんだけどどうしたんだろう; というか。
マカデくん(前回名前間違えてごめんね、もう直すの諦める)はテトラポットを一体なにに使おうとしたんだろうかとか。マカデくんもいいっすね、つーか全般的に俳優いいよなぁ、ゲストも使い方いいしなぁ。
(市川嬢は俳優がいいのです、お間違えなくー。)




とあるナンバーワン・ホステスが失踪しました。
それと前後してその愛人が刺されて死にました、ホステスの娘はそれを見つけてしまい、一時的な心神喪失状態になってしまってその辺のことを覚えていません。
凶器は小さな鋏らしかったのですが結局見付かっていません。
今では彼女も立派なホステスになり、ナンバーワンになり。
しかしその店ではカクテルを出そうとしません。


というところで霧山くんがのこのこと捜査に出掛け、オカマさんの元同級生に出会って、店がかなーり高いんだけどなんとか渡りを付けてもらいましたと。なんで街中でキャッチボールなのか、と突っ込みたいんですけど画面の隙のなさがそれを許してくれません。
私もお名前の元ネタ知りたくなかったです!
あんなに霧山くんに同調できたことってなかったとです!! キレイ系なのに!


で後は、小箱の中に小さなものを入れるとカランカランって音がするんだよー、というところから事件を組み立てて下さい(可能よね)。しかしその過程を辿る市川嬢の演技の秀逸なこと、あの日常との境い目感っつーかするっと入っていってしまうところが堪りませぬ。


ところでラストの手品は、見えない横の部分足のところと頭の脇を支えて、何度かに別けてなにもないことを確認する、という仕掛けのものなんですが。
身体を支えるのに当然かなりの力がいります。
シンプルなギャグに見えてかなりのご苦労様状態という、思いがけない展開です。
な、なにがやりたかったんだろう、あの演出で?? 手品経験?