第二話

面白かったです、そっかー、職員室、というか教員たちの事情を巻き込んで時間延ばしをするということですか。私はなんでまた公式で、カブトの人(なんて端的な)が今回語っているのかしら、確かに俳優の順序(番組前のキャスティング)で結構上、というか5番目なので主人公(でいいのかしら? 電車男の人で)を除くと。
教員たちの中ではもっとも重要なキャラクタらしいとは知ってはいたんですが。
(俳優の格とかこの場合関係ないよね、クレジットならともかく。)


てか、電車男さんはサブ主人公かなぁ?
弁護士の人が主人公のような気もするけど、同格? よくわからん。


前回、ほぼ転落死した女の子しか語っておりませんもので、今更こんなことの確認になってしまうわけですが。「まあ仕方ないかこれは、、、」と思える程度の日常の小さな事件に、弁護士さんの華麗なる推理(わははw)(いや、事も無げに語ってたので事件との配分はちょうどいいっすよ)、そして当人の「僕だって金八先生に憧れてたんだ」というような吐露が挿入されるというのは引き伸ばし作戦としても悪くはないなー。


ここで一本でドラマ立ち出来そうな内容だとさすがにうっとおしいよね。
この他愛のなさだとわりとはっきりとしたキャラクタドラマ(それこそ金八先生とか)に挿入するくらいのボリュームしかないし、そっちに挿入するとむしろ、責任の所在をはっきりせざるを得ない。
動機は他愛ないですが、信義がどーの、という重い話になるでしょうね。


事件モノの中に突っ込んでうやむやにしてしまう(しかし事情は主人公たちの知るところとなる)(“犯人”の心情も)というのは、なかなかいい感じなんじゃないですか。非常事態の真っ只中だから騒ぎ立てることが出来ないのは見てても結構わかるし。
なんというか、エピソードそのものははっきりした決着をつけないほうが味があるようにも思えますよ。この手の展開が続くとわかんないけど、今の時点ではちゃんと状況に絡んでいるように見えてるしー。




絶望とプレッシャーが「彼」を追い詰め、自分の失敗を押し隠そうとした、という。
続くと面倒になってきそうですけどね、これ(をぃ)。


んでもって、あとは転落死した女の子の「母親だ」と名乗った弁護士さんの話。なんというのか、、、あの作文いきなり持ってこられたら、正直キツいだろー、と思うというかなんというか、せめてタイヤキと作文が逆転してたらば...orz
と思わないでもなかったというかなんというか。


まあそれなりに感情移入出来ました。
なにしに過去の荷物漁ってたのかと思ったら、裁判を起こすためにその発起人になりそうな人物を探してたってことなのかな? あの経歴だと女の子と弁護士さんは実際赤の他人に戻ってるはずだし、ちょっと無理そうな気がするんだけどその辺どうなんだろう?
法律はさらっと習っただけだし、正直細かいことはよーわかりません。
失踪した父親を探せば簡単ですけどね。


で、女の子の妄想作文を見てしまった、と。
あとで自分が施設に入れられるってわかってて、旅行みたいだって浮かれてたのと(これがわかってないと話は別だけどー)(だから待て)、タイヤキの件とを合わせると確かに涙くらいは出るよなぁ。




過去はしゃあないにしても(22だし)、成長して、相談に来ることくらいは受け入れてあげても良かったんじゃないか、そのくらいの縁ならあったんじゃないかって後悔するのもわからでもないなー。
で、でも苦い思い出でもあるよな。
うーむ、上手いエピソードではないのかと思います、個人的には。


一個ずつが良かったとは言わんけど、むしろ全面的に痛々しいんだけど。
通してみるとちゃんと筋が通っているというか、まあ、いじめっていう背景には相応しいと言えなくもないんじゃないかなぁ。
周囲に受け入れられなかったのは少女のせいというか。
正直、苛められっ子が“受け入れられない”というところまでは当人の責任とされてしまってもしょうがない部分があるとは思ってるんですよね。それをどうにかすることが出来る立場の人や、しなきゃなんない場合があるということはとりあえず置いておいて。
(先生にその義務があるかどうかもちょっと疑問視。)


でもただ、積極的になにか手出しをするのなら、物理的になにがしかをするってのなら話は全然別でしょうと、暴言の類にしたところで一度の喧嘩だというのなら、その場の勢いだというのならばともかく、それが継続的であるのならば。


なんかどうも、相変わらずレビューって感じではないですね。
お涙頂戴エピソードは、こういう展開のほうが映えると思います、とか語るといくらなんでも非人道的ですけどー。w
(とりあえず、電車男な先生を無視っているのは他意があるわけではないです。)
(「鞄」を忘れてたシーンはえがったっす)(一番最初に語るのはいくらなんでもちょっとどうかと自分で思いますが。)