#528 日本の世界遺産I〜文化遺産のすべて〜(日本)

京都やら奈良って確か一括りで一個の世界遺産だったなー、とか。
あ、法隆寺だけ別なのか?! とか、全部で10個というのを認識するのはなかなか難しいものがありますな、一応は全部わかるかな(沖縄のはちょっとどんな感じなのかはあやふやですけども)。


Wikipedia日本の世界遺産


ほらやっぱり、「教養」じゃないっすか、こういうのってー。
見てる間、熊野古道に関して母がくっちゃべってました、まあ私も時々そーいうことをするので単に似た者親子ですが。ムキになるものですよ。


てかまあ、ほぼ知ってる画像ということもありましたが、さすが全国で10個。
世界遺産としてではないですが、概ね有名なところばかりですな、白川郷は多少歴史的とは言いにくいですが(これは祖母の生地に近いので実物知ってます、とてもいい写真が撮れるんですが、、、実物はなんかちょっと)、まあ、それこそ世界遺産絡みで知名度が上がっていたよーな。




いやもう、感動もなにもねぇなと...orz


基本的に一個新しいとこが写るたんびに頭の中をざーっとデータが流れる調子で、例外は姫路城くらいですけど、多分これは「歴史好き」の男でもいたらざーっと、立石に水みたいな調子でまくし立ててくれるんだろうなとしみじみと思います。
日本人がどうも教養コンプレックスがあるという証というか。
裏返すとどのくらい生活の中に、古いものが関係しては来ないかというか。


趣味や教養として、求めに行くなりしないと触れるチャンスないんだもんなー。
それでもまあ、学校とか、結構頑張ってると思いますよ。それでもね。多少ミーハーというか、ブランド重視って気もしないでもないけど、ないよりゃマシだとしか言い様がない。けどねこの国、他の(アジア圏の人はどうなのかな?)国の人らがちょっと歩き回ってみると、そこここに神社仏閣が当り前のようにあると言われてるんですよ。
手近な地図を手繰り寄せて、がさがさと開くとその手の記号いっぱいですよ。
京都や奈良なんて「古都」に拘る必要すらないんですわ、実は。


ただ、「それ」は全国画一の学校教材で教えるのは大変なんじゃないでしょうか。
そいでもって、先生が個人的に調べるのも無理でしょうよ、どう考えても。




なんの話をしてるんでしょうな、私は。
とある意味で、この回で出てきたものはほとんど全て、そうだなぁ、広島の≪原爆ドーム≫と萱葺き屋根の≪白川郷≫以外、日本の政治史・宗教史を押えていないと教養になっちまうというかなんというか、下手すると語呂合わせで覚えようみたいなことになりかねないというか。


ただまあ、別にその現状を憂いているわけでもないですが。
上手く言えないんですが、どうもこう、番組が終ったあとに10個を指折り数えてるってのが滑稽かなァ、と思うだけのことなんですわ。いや私も母もやってたんですけどね。


てか、見事なまでに教科書通りのラインナップだなー、とつくづく。;
誰が申請して、誰が認可するのかはわかりかねますが、私が学校で習ったわけではないのは修験道絡みの熊野古道だけっすね(Wiki君では≪紀伊山地の霊場と参詣道≫と)、修験道陰陽道絡みでちょっと名前を聞いたというわりとお決まりのルートです。
(ぶっちゃけ、加門七海嬢。)
政府筋の陰陽道と同じく。
大陸から来た宗教や学問+現地宗教というかちょいと怪しげな“呪い”の類と、日本の古来からの、やっぱり似たような妖しげな民間宗教とが混成して出来たものです。理論よりも若干実戦、仏教なんかの苦行に似たようなことしてますが、仏教の影響では特にないんだっけかなー、あの部分。ああややこしい。;


水に沈む厳島神社、なんかそーいや数年前、台風にやられてましたなぁ。


日光は、江戸の三代将軍がてめぇの権威付けのために作ったんだよー♥ というどす暗い事情でちょっとヲタの世界では有名です。しかしなんか結果的にというかなんというか、後々まで有象無象の芸術家たちが造型に加わって純粋に素晴らしいよな、アレ。
全体的に見ると色キチガイっていうか(ニュアンスで読み取ろう、色じゃないな)、騒々しすぎというか、しかしなんとかバランス内にあるというか。どういう政治的な兼ね合いか、それとも純粋な人気取りのための大衆化か知りませんが、結果的に今あるものは政治とは無関係の価値を持ってるとも思いますわ。
騒がしいっすよ、あそこ真面目に。


ああ、姫路城ってお墓の近くにあったわー。
あれは確かに遠くから見ても美しかったなぁ、、、そうか、あれも世界遺産だったのか、昔から知ってるのが出てるとそれはそれで不思議な気がするんですが。


どーにもこうにも、「日本」に世界遺産て取って付けた感がありますよ。
いや別に、不満がどうたらということではないんですが。
うん、私は一体なにを書いていたんだろうな、今回分。;