#1 嘘は真実を食べる怪物だと言っても過言ではないのだ!

で、正式タイトルでいいのかコレ。とりあえずまた1話になる別け方を考えるのが面倒だったのでそうしておきますが、続篇ってのもわかりやすいと言えなくもないし。


まあまずとりあえず、真っ先に気になるのが監督(ではなくてドラマの場合演出家、、、のはずなのに監督になってるな?!)なもので、見てみたんですが、なんで隠してるんだよなんで隠してるんだよ、10話前後しかないはずだろ全部で!
それと兼脚本ではないこの方は確か新顔、園さんは今回もいるな。


マカベくんがなんか、思ったよりもはるかにいい感じでした。
可愛いなー、この子。いや、三日月くんも相変わらず可愛いケド、この人は本来の私の趣味からはやっぱりズレますもので、ほら。




で、来るのかな、と思ったらやっぱり来たわけですか。
競馬で当ててしまったので趣味で捜査再開、というところからきっちりと始める辺りが、毎度思うんですけども律儀の方向性が間違っているような気もします。ていうか本当に「お金がなかったから」だけでしたっけか、、、? まあいいや、よく覚えてないし(をい)。
いや、きちんと覚えてますよ、演出の数々。
テレビで初めて見るものも多かったから楽しかったな〜♥


ではなく、今回はいい感じにシャープになってましたね。
十文字さんがいいっすねー、相変わらず、もはや素敵としか言い様がないというか出てきただけで笑いが取れるようになるんだよ、この人たち絶対(今そうではないと言うのですか)、しかしまあ、警察と疑われる気はしないとは実際思います。
むしろ目を合わせちゃいけないと、警戒してくれるというか。。。
どっちにしてもなんとなく駄目じゃん?!


事件の質はかなりどうでもよろしかったものの、いまいち「彼女」を積極的に疑う理由がよくわからなかったものの、まあそんなのは前からだから別にいいんですが。


謎解きそのものにはアンフェアな部分はなかったんじゃないのかな。
いや、捏造写真はもちろんそうなんだけどー、目的がソレなら別にいいよね。
それが最終証拠になるということはありませんものの(この手の話だと江戸川乱歩の短篇越える話は今のところ見たことない、てか日本だとあれが最初かな?)、揺さぶりくらいなら別にいいんではありませんか。
それにしても今まで高いんだか安いんだかよくわかんなかったけど、合成写真で2千5百円は安いような気もするけどどうなんだろう、衛星写真だから精度高くないのかしら。




というかあらすじに触れ損ねてますが。
えー、痴情のもつれ、じゃなくて代議士と女子アナの不倫カップルがスクープを明かす明かすないで揉めた挙げ句に女が男を殺害。


そしてたまたまその場所に来た別の男が疑われたので、その冤罪を晴らしてあげましたよ、という良くもないけど別にそれは悪いことでもないよね、的な。あれですね、多少頭が足りなくてもゴールから解く迷路はわりと簡単というかなんというか(スタートから難しくなるように作ってあるらしいから)(ランダム作成だとどうなるんだろうね、という極めてどうでもいいことが頭を過ぎりました、他人の出した例ならともかく自分の出した例に突っ込んでどうしたいんだ一体)。


しかしこう、犯人のタイプが極端に限定されているのが残念です。
いや、美女の使い方としては大変に魅力的というかよろしいんですが、あ、今回の犯人さんには特に霧山くん触手が動いていた様子がなかったなー。犯人で人妻でない場合には大抵なんかの興味を示してたのに、スタンス変えたか、少しは三日月くんのことを念頭に(無意識で)置いてあげるようになって「影」に特に惹かれなくなったということなんでしょうか。


でも一回でいいから若い(無理)男が犯人というパターンはないものかと。
あ、そうそう、殺人以外だったら時効15年じゃないしー、強盗とかある程度は事件の名前が通ってないとなかなか関係ないような気もしないでもないですが、あ! あれがあるじゃないか、過失傷害、確か7年。
(まあこのシリーズって自首してたら過失傷害で済む場合も多いですが、逃げ延びておいてそう判断されるってことは状況としてありえるかしら?)




あまりいい感じの人ではありませんでしたが、代議士くらいなら別に一人くらい殺してもいいんじゃん、とか思う時点であれですか、なんか偏見掛かってますか。
恋人とか不倫相手とかって、すでにそれだけで「まー、殺されても特に不思議はないよね」という幅を含んでいるのが常々不思議ですよね。夫や妻となるとそうでもないのに、やはり社会的重圧がどうとかそういうことなのか。


いやいや、前よりも面白かったです。
笑い死ぬかと思った前シリーズ1話と比べて、どうこう、というのはなんか妙なんですが、笑いは時折でしたがぴしっ、と張り詰めた一つの雰囲気がとてもようございました。ゆるゆるの話であるからこそ筋がないと見れるものにはならない、という感じの言い方をしたら無茶苦茶な表現になると思ってたのに逆に気取った感じになってしまって残念です。


ところで監督の「ほか」って誰だよ!