『DEATH NOTE』STORY #023 狂騒 / #024 復活

Anime

えーと、火口？　だっけ、何度確認しても忘れますが音は「ひぐち」です、間違いありません。なんか次世代キラさん（第二キラはミサミサちゃんだよな？）だった方がー。
ライトに間接的に利用されて、それを忘れた白ライトとエルに追い詰められ。


そこにあったノートに触れることで記憶が戻りましたよ、という話が２３話。
そのあとノートの所有権を移すためにライトに殺られてたような気がするけど瑣末瑣末（人の生死の描写全てに敏感なわけではありません）。


で、２４話くらいでミサミサちゃんに「前に隠したノートを掘り起こしに行ってくれ」と言いました、と。したらそこに『エルの本名をノートに書いて殺してくれ』みたいなことが書いてあり、だいぶ前な上に特にエルだと知って対面したわけではなかったので覚えてなかったので、その場でさくっと寿命が半分になる“死神の目”の取り引きをしてしまいましたと。てか、それは覚えてないのがわりと自然だと思うので（日本人ならまだしもなぁ）、レムなんかはわざとやったな、と考えてましたね。
しかし完全に計画のうちだとすると、やっぱりミサミサ苦手なんだな。
まー気持ちはわかんないでもないけど、情けないっちゃ情けないですよね。




というところであらすじはちゃんと触れ終わったような気がします、珍しく。
てゆか、わりと面白い回でしたが、言葉にするとどうしても短いよね。


まあ頭脳ゲームとして面白いかと言えば、エルがルールを共有しているわけではないのでちょっとそうは形容しがたいです。だからって「バラせ」と思ってるわけではないんですが、いちいちエルに対して優越感に浸ってたのはマジ邪魔臭かったです。
単にエル贔屓ですので気にしなくていいです。
（でもエル贔屓ってわりと多いと思うの、作品自体が嫌いでもエルは別とか、彼が出てくる時期のが良かったとかそういう人は実際わりと聞くしー。）
てか、確かもうすぐエルがいなくなるはずなので（ネタばれだけどかなりレビューが遅れてるし、原作もあるからこの際気にしない、てか実はうろ覚えでしかない）、早いところ見ないとＤＶＤレコーダの容量が危ないとわかっているのにお別れが嫌で見れません。うえーんえんえん...orz


こんなレビューばかし書いてますが、実はエルに関しては満遍なく贔屓です。
てゆか、エル絡みでなんか演出とか構成とか妙なことがあっても見逃してる可能性大です、大筋のラインで間違ってないことがそもそも好意の発端なので（なんでそんな理由で好悪を決める）、それほどは見逃してないかもしれませんが。
明らかに人間として妙とかそういえば突っ込み忘れたような気がします。


でも可愛いからいいの。


ライトの欠点とかを可愛げとして見ずに、突っ込んだり切り捨てたり無視ったりするのはきっと愛の違いなんだと思います。ヲタって論理的な振りしてても終始一貫感情的だったりするのでライトが好きな人とかは気にしないで下さい。もともと毒舌系に分類されているっぽいので今更言っても意味ないんですが。
でまあ、なんで贔屓してるかというと、やっぱり筋が通ってるからかな？
なんか気付いたら好きだったんでよくわかんないや。
ライト嫌い（というか釈然としない感）が先にあって、それが作用したのだという可能性もあるのかしら。でも拘りますが、わりと私のエルに対するみたいな態度ってそんなに珍しくないんだよね。
好悪ってどこが別けるんだろう。
これ、敵であるライトだけならともかく、エルの次代にも影響してるというか。やっぱり「エルのが良かった」という人結構見てるしな。
うーん、やっぱり潔さかなぁ、ミサミサなんかも潔いからな。




まあそんなことはともかくも。
そーいや、リュークの登場が久々だったのとかを忘れてましたよ、初期の頃は結構いい相棒だったと思うんだけど、ライトがどんどん道を踏み外してドライになってくにつれてあんまりちゃんと話とかしなくなっちゃったからなぁ。
（レムもそうだけど、どう行動するのかは別としてわりと善悪観念が人間と似たような感じに描かれてるような気がする。行動自体は高次生物っぽいけど。）


林檎に大喜びしてたのとか。
ミサミサに「喰ってみる？」と魔界（だったっけ？）の林檎差し出してたのとかは可愛かったです、ライトも、もうちょっと日常の描写があるといいんだけどなぁ。
エルはそもそもが思い切り浮き世離れしてる存在なので、あると嬉しいとは思うものの、特にそういうシーンがなくても気にならないんですが、ライトの場合はちょっと寂しいんだよなー（描かれ方に不満というか、好みとは外れてますが当人は嫌いではないっス）。


なんかこう、「徐々に人間離れしてく」というライトに納得のいかないものを感じているのかもしれないです。悪だから駄目とかそういうことではなくて（だってフィクションだもの、そこは別にいいよ）、どうしても彼の考え方が道化っぽく見える。
なんか根本的なことを勘違いしてるよーに見える。
そしてそれをほんの幾人かですが、気付いてる人物もいるように見える。
それなのに“人間離れ”してく、という状態が座りが悪く思えるのかもなぁ。