#522 サナア旧市街(イエメン)

久々に正確な場所がわからなかったので、それを調べることから始めました。
中東、サウジアラビアの下、、、もとい南、アラビア半島の南端っすね。
さらに言うと、アジアとアフリカの間にあるあれ、微妙に半島のイメージとは違うんだけど他に言い様はないわな、あれは。w


Wikipediaイエメン


そして、そのイエメン共和国の首都がサナア。


あ、#496の≪城壁都市シバーム≫も同じイエメンなんだ。
あちらは一軒に人一家族という生活スタイルでしたが、こちらの都市は同じ高層住宅でも共同で住んでるっぽいですね。しかしその辺を考えると男女の別が(多分)もっとも激しいイスラム社会では不便がありそうだなぁ。




てか、番組でもそんな話から始まってましたね。
よく考えてみれば親族の男(+さすがに夫も)以外に肌や髪を見せられないってのは、余所の人に見せられないってわけではなくてあくまで「男」にだけなんだなー。余所の女の人はいいんでしょうね、テレビに写る時にはそら誰が見てるかわかんないからあの格好にならざるを得ませんが、女同士だとちゃんと脱いでんのかしら。


ところで女児はいいっぽいよね?
何歳くらいから駄目になるのかなぁ、その辺の説明はなかったですが。


――女同士の秘め事が始まります。


だったかなんだったか、そんなナレーションが入ったわけですが、さらっと喋ってくれやがって平助くん(in『新選組!』)(正直最近すっかりと彼の存在のことを忘れていたわけで)、もうちょっと先の展開に期待できるというかなんというか。
如何わしいことかしらと思うための語弊を少しくらい入れてくれてもいいものを。


まあ、体に模様描いていくのも結構悪くはなかったですがアレ奇麗だし(なにを期待したかったんだなにを)、しかし見せてくんないわけじゃないですかー。
いっそスタッフの女の子にでもやって見せてくれたまいよ。
(なんなら男でも可、せめても若いのがいいです。)
あんなふうに隠してても、やっぱりその下でお洒落ってしたいものなんだろうか。




そもそもイスラム教のその教えも、場所によってはだいぶ緩んでいたりしますし。
まー、「女は美しいところを見せてはいけない」という内容なんですが、なので髪と肌。どうも実際に周囲から身を守る意味合いがあったようです、当時は。


煉瓦作りの高層建築や。
その家の中にあるいわゆる客間、女たちのいる空間や、彼女らが窓越しに物をやり取りするなんてー光景も映ってましたが、基本的には昔ながらのイスラム教徒の生活ってぇ気もします。ちょっと前の時期には放送しにくかったんだろうか?(どうだろう)


断食の時期≪ラマダン≫とその開けた日の祭り。
ところで昔はこれ、完全な断食だと勘違いされてた節があったんですが(一ヶ月間という期間もついでに伝わってなかったから、まあ無理でもないと思われたのかなぁ、普通の人だと無理だろうね)、日中のものです。
しかし、水も飲まないってんだからそれでも大したもの。


旅行者や老人、病人、妊婦、子どもなんかはしなくてもいいそうですが、期間限定の場合はあとで同じ日数を。そうでない場合も数日だけでも、というふうにやってるみたい。




それと、結婚式の風景。
下で男たちが延々と踊って屋上から女たちが見下ろしています、男は男同士、女たちは女同士でそれぞれ祝って、花嫁と花婿が顔を合わすのはその後。
それ以前には顔も知らんよーですよ。
(でもこれ、理屈的に男のほうだけじゃない?)
(前もって名前知ってれば女の側からは見に行くことが可能だし。)


噛むと高揚感のあるっちゅー、不思議な葉っぱ。
彼らは酒を飲んではいけないというので(アルコール分がアウト)、多分その替わりなんでしょうな、あと、、、あーなんだっけ、ジャンビーア!
なんか、うにょんってしなった不思議な形の剣です。
これ持ってぴょんぴょこ踊ってたヨ。


この二つはあんまり聞いたことないかなぁ?
あ、いや、剣のことは前にもどっか旅行番組かなんかで聞いた覚えがあるや、でも多分地方特有のものじゃないかなぁ。
家柄を示すっちゅー剣で、皆が持ってるとのことですよ。


つーか、世界遺産なのは都市で暮らす住人たちなのかよ、この回。w
(これだけ古いものが自然に残ってるのは稀有だわね、確かに。)