『DEATH NOTE』STORY #019 松田 / #020 姑息

松田さん大ヒューチャー回?
自分で書いておいて、この表現の意味がよくわかってないんですが、そんな瑣末なことは置いといて(書き直せばいいんだろうけど、他に当て嵌まりそうなのもいまいち思いつかないという)(てかこれってそもそも正確かしら)。


てゆか、メイン脚本氏は松田さん辺りが好みのはず、とか言われてたけど、なんとなくわりと最近趣味が変わったような気がするんだけどどうかなぁ。なんというんだろう、単に「飽きた」みたいな。
しかしコレが贔屓もしくは愛の形なのだとしたら私なにも言えませぬ。
ちょっと歪んでねぇかー、確か原作も読んだけど、こんなに何度も何度も状況リフレイン(漫画でそういうのはそもそも難しいんですが)が起こるというか、恥ずかしいシーン繰り返しは可哀想だったです。
そのくらいしないと気付かないという意味ですか、まあいいけど。


松田さんの価値はマスコット、ということでよろしいんじゃないでしょうか。
ミサちゃんは可愛いけど、あの子気迫があって愛でるって感じじゃないし。
しかし癒しを必要とするような人がまずいないので、あまり大切にはしてもらえそうにないですが。空気が悪くなっちゃっても能率が落ちるというわけでもないしな。
(そもそもチームワークが存在している気がしない、個々の能力は高いケドね。)




というか、家庭持ちさんが捜査から外れることになって、やっぱり胸に来るよーなものもあるというようなそんな流れでしたが。


エルがあーでもない、こーでもない、と失敗の可能性をちゃっちゃと積み立てて計算して行く中を、考えなしなだけで突っ込んで行ってしまう松田さん、という対比はなかなかに面白かったです。
つーかこのエピソード配置だと演出によってはエルを間抜けに見せることも可能だったのか、初めて気付いたけど。
まあ、そんなことをしても特にメリットはなさそうですけどね。


そうか、松田さんがどうこうというよりエルへの贔屓が上回った、という可能性もあるにはあるな。密かなライトへの悪意は感じたことはありますが、なにぶんにも私自身がエルが好きなもので贔屓されていたとしても気付かないかもしれませぬ。


要するに≪ヨツバ≫というグループの秘密会議に目を付けました。
ビルの近くまでミサちゃんのマネージャーとして行った松田さんは、なんつーかふと思いついて忍び込んでしまいました、というか警備緩いもんなんだね。まあ、日本の一般企業で商社系だとそんなものかなー、という気もしないでもないけど。
会議自体も、あんまり物々しくすると逆にそこから噂が広がっていくしな。


なんかこうぶっちゃけ、日本体質の緩さにイラっとしないでもありませんでしたが(他の先進国だと成立しないわ、このシチュエーション)、リアリティがあるかないかって言えばないとは言い難いところがなんとも。




ああそうか、だからエルの計画は実際よりかなり慎重になるわけか。;
面白い、というか話を構成していくと(私程度の)海外小説を多少嗜む程度でもそんな感じになるかもなー。さすがに見てるだけでは気付きませんでしたが。


まあとにかく、松田さんが「誰を殺すか秘密会議ー」(ドラえもん風に)に接近して、ドアに張り付いて会話の断片を聞き出しましたが、会議してた人らに見付かってしまいましたよと。そんな展開です。
あらすじで書き出してみると三行というか、二行で終るのに(余計なものが多いです)、話数としてはほぼ丸々1話、しかし見てる時は案外悪くなかったんですが、なにで占められていたかというと松田さんいじりだった気もしないでもありません、まあ間違ってないから全然いいですけど。


そしてなんとかエルが連絡を取ることに成功。
ミサちゃんが駆けつけることになってー、でかなりすごかったです。しかしいつ見てもよくわかりませんが彼女はどこまで本気でどこまで演技なんでしょうか、ミステリアスというのはこういうふうに感じる状態を指して言うのかな(違うんじゃないかと)。
アイドル軍団のおもてなしには笑わせてもらったww
なんで一アイドルがとっさにそこまで気を廻せるんじゃーいっ、エルが手配したのかと思ったらそういうわけじゃないんだなー、すげー。


で、「顔を知られたからには死んでもらいましょう」と。


ちなみにそうして実行された作戦の紙一重っぷりには本気で縮み上がらせてもらいました、ままま、マットレス?! しかも手動!
その上落ちる人間がそれを調整せいと!!
真面目に怖かったよー...orz
こういうふうに思えたことに関しては「松田」というキャラクタの普通っぽさがやっぱり大きく影響している気がしますね。エルやライトだとあんまりどうとも思わない。


しかし松田さん、貴方取り得あるじゃないですか、あそこまで運動神経があるのならなんでそう言わないんですかー(捜査のなにに役に立つかわかりませんが)。