『DEATH NOTE』STORY #013 告白 / #014 友達

というか、前回の死神を殺す方法に触れ損ねたよーな気がします(確認しろよ)。


人間に好意を持たせ、その寿命が長くなるために力を行使すると死神は死ぬ。
とゆーことを「人間に恋をさせることだ」と表現してミサに説明をするレムさん、ぶっちゃけ、漫画版ではちょっとどうかなと思ってましたが、女性だとわかってからは好きなシーンの一つですね。
なんかこう、全くそうは言ってないんだけど、別の思いが垣間見えて切ない。


ところで、私に限らんと、視聴者に限らんと、ライトにとってもなんでしょうがミサの言動はどこからどこまでが本気で演技なのかが全くわからない。
長期展開の中で変わるんならともかく、これだけ短期だと意図の範囲なんかなぁ。
とか推測してみるも、その効果がよーわからんというかなんというか。


例えば、ライトを見た時のミサは明らかに冷静に値踏みをしていて、その後に彼のデータを調べている時もそんな感じ。しかしライトに会った時には「一目惚れってわかりますか!」と詰め寄っている。
演技だと思うんですよ、てかそれはそれで女の子として充分ありじゃん。


でもその後、当人がそう思い込んでいるとしか見えない言動を取るんだよなぁ。
どっからどこまでが計算で、どこからが本音なのかわからない。
なんというか、「演技」であってもなんの意味もない、戦略的に有効ではない部分ってのはやっぱりどうしてもあるわけじゃないですか。そこの兼ね合いが謎なんだよな。




しかし、警察から出頭を呼びかけられて。
「正体を告白する!」とライトの家に押し掛けて、レムが「ああ、こっちか」と言ってたシーンとかはもうどうでもいいです、おもしれー、うひゃひゃひゃ。w


あと意外と、キラに対する忠誠というか心酔は本音だと思うんだよね。
でもけろっと、自分のほうが能力が高いからいざとなったら返り討ちって口にしているし、けれど寿命を半分する“目”の取り引きはやっぱりキラに近づくためのものだっていうようには見えてるし。
なんかどっちもよくわからない、ぶっちゃけ難しい。


まあひょっとすると、女の子のふ・し・ぎ。
だったりするととっても困るんですが、いや素で。そうだとすると、あとから思い込むってのはなんというかありなのかもなぁ。
(しかしその場合の物語り的な役割ってなんだ?)


というかすでに、なんでそんなことで頭を悩ませてんの的なことなのかもしれませぬ。


で、ライトがさんざかミサに振り回されまくった13話に、、、というか、大雑把に括ると同じ括りなんだろうなぁ、私とライト。;
偽キラ(第二のキラ)を捜さなくても良くなったライトとエルとの攻防。


ところでエルは正気ですか本気ですか。
ライトが本気だと気持ち悪いけど、(いやでも、テニスは結構楽しんでいたよーな気がするし、なんというか、エルとだと会話とかしやすいってのはあるんだろうな、あんまり気付いてないかもしれないけど)エルにはやっぱりわけのわからんところがあります。
ライトはすげぇわかりやすいんだけどなー。
この人の思考って真っ直ぐ直線的よね(そして密かに短絡的)。
(エルにも当人が言う通り似たところがあるけど、自分の欠点を熟知している。)




てか、13話14話と合わせて、あくまでライトと二人の人間の間でだけ話が進むという、かなり地味な展開だったのかもしれませんが、あまりそうは見えない。
まあ、その相手がミサとエルだしなぁ。


ところで私はエルのことをアルファベット表記してなかったっけか、まあいいか。
さらにどうでもいんですが、語る度合いは少なくてもエルのことが好きです。
しかし語りにくいというかなんというか、基本釣り人で分析家で受け身な人なもので、どうしても“エルの策略”を語ろうとするとライトの釣られっぷりくらいしか語れねーっ!


しかし、「疑われているわけがない」と思ってたミサに対し(全くだ)、すでに参考人としては扱われてるとライトが返した時に、「エルってすごい」という素直な感想が出てきたシーンとか地味に好きですヨ。
(いや、私がエルが好きだからとかではなく。)
つぅか、自覚しろライト、なんぼなんぼでも釣られすぎなんだアンタがっ。
全世界の容疑者の中からあっという間に詰められて、すでに状況的には崖っぷちだもんなぁ、ミサがもうちょっと早く合流してたら状況マシだったんじゃないのかなー。とまで思ってしまうんですよ。


戦術は得意だけど戦略が立てられないとかそういうことなのかね。。。
ミサのことを馬鹿にしてる場合と違うと思うんだよなぁ、すげぇ。