『DEATH NOTE』STORY #009 接触 / #010 疑惑

なにが違うかわかんないけど、9話はいまいちで10話が結構面白かったです。演出の違いってヤツなんだろうか、アニメの監督ってなにすんの?
(てか、シリーズ通して違ったりとかするのかな。)
ちなみに話的にはそんなに変わらないんじゃないかと。


いや、そーでもないか、“L”が声を掛けてきた段階でのライトのモノローグの激しさっぷりってばいくらなんでも度を越えてたもんなぁ。。。
アニメでもあの絵柄じゃないと多分キツい。;
小説ならまあ、そうそう難しくはないですけど、ライトノベル系でやったらクドいよな。いやまあ、描写クドい系に自然になりそうですけど(ちなみにあの辺、案の定幾つか読んではいるんですがいまいち合いません、西尾維新とか)(←一番読めたヒト)。


てか、ノベルス版とか出てるのかな、なんかいかにも出てそうだなー。


ノローグってウザいよね。人のこと言えないけどウザいよね。
えーと、モノローグというのは「独り言」のことです、だいたいは口から外に出してませんが、台詞の態を為した思想というかなんというか。アニメは結構多用されるから好きくない(小説の場合はそういう表現媒体だからある程度は許しますが、度を越えるとやっぱりいまいち)。
特撮のほーが好きってのはそれもあるのかもしれませんね。
ただこれ、日記みたいに事態を淡々と語ってくれる分には逆に結構好きなので、結局どこまでも個人の好みというかなんというか。


しかし意外と、一般性のある感覚なんではないかとも思います。
ノローグって結局、自意識過剰気味で「青臭い」んだよね。




ちなみにLのモノローグは結構好きです、やっぱり淡々としてるから。
ライトもなー、直接対決してる時はそれ以外の思考が入ってないから頭脳ゲームをしてるっぽくて面白いんですが。


てか、テニスの試合にぐるぐると思考を巡らせてるのは素で面白かった。


結局、「なにがわかるかってんじゃコラ」という結論に達した辺りが最大のヒットポイントですよ。面倒臭いの嫌いだし!
いっそ一ヶ月くらい本気でどっかに放り込むとか駄目なんでしょうかL。
あ、いや、実際にあとでそーいう展開になるんだっけか、ちょっとちゃんと覚えてないけど(そのくらいの時期には原作から離れますし)、別に死刑にしなきゃ構わないと思うんだけどなぁ、と思う私はどっちかというとキラ思想な気がしないでもないです。
結果っつーか目的達成重視すぎ。




あと、こう、なんとなーくなんだけれども、竜崎を名乗ったLが黒塗りのベンツで大学から帰って行った時に、「非凡だったはずの自分」が引き摺り下ろされたみたいな演出がされてたよーな気がするんですが、ライト。
これは気のせいだったのかしら?


傅かれることも当然ない、人を使うことも出来ない。


どんなに突出していても、所詮一般人の中の話で、影響力も地位も父親のものであって、いい子の顔をしていないとその恩恵にも預かりにくいっつー。
そういうものに人はコンプレックスを感じるかどうかもピンとは来ないんですが。
「煽ってた」よーな気もしないでもないし。
素であれが普通のような気もしないでもない、L。




9話で大学受験をしましたら、なんか後ろに変な男がいましたよと。
満点合格(多分)で二人とも主席だったのですが、そしたら入学式で「Lです」と言ってきましたよと。なんかアイドルの名前を名乗っているので、とりあえず殺してみることも出来ませんよと。


あ、そーかそーか、そのアイドルの顔を知ってるかどうかは監視の時にわかってたということになるんだ、ライトは芸能人興味なさそうだから妹ちゃんが好きだとかじゃないとやっぱりあんまり知らないだろうしね。
(いっそ女性名前でも面白かったなー、とか一瞬だけ思いました。)


で、10話ではテニスの試合をして親睦を深めましたよと。


雑念だらけで面白かったです、つーか、テニスしてる場合じゃないだろという突っ込みのほうが正しいのかどうなのか。ところで猫背でテニス得意ってちょっとすごいと思う、なんでも出来るのも大概にせいというか、まあ許すけど(意外と思ったより私、Lのこと好きなんだなァ)(多分そのために見てるんだと思う)。


Lはライトのことを疑ってるわけですが。
ライトは「ふっ、まだなにも掴んでない」じゃなくて、完全全くノーマークのその他大勢だったところから(ほとんど行きずり犯並の捕まえにくさ、どころか世界規模)、容疑者にまで格上げされまくってる段階で超絶に蒼褪めるべきだと思えてなりません。