『DEATH NOTE』STORY #007 曇天 / #008 目線

この2話は要するにライトの防衛戦なので大変楽しく見れました。


「捜査本部の一員なんです、、、!」と言った時にはあまりのことに思わず逃げ出しそうになりましたが、高校生が警察協力どうとかって、耐性ないんですよ。いや、幾つかのアニメやら漫画やらはさすがに慣れましたけど(どうしても何度も遭遇するし、具体的には名探偵コナン金田一少年)、それ以外はどうもパロディって気がして。
いや、むしろ、Lにリアリティがないでもないから駄目なのかも。


リアリティというのとはちょっと違うか。なんていうんだろう、「L」っちゅー極めて特殊な存在が成り立つ世界観じゃないっすか。んで警察の描き方は極めてまとも。
ライトが内部情報を得ていたのも、父親のパソコンから。


ここに来て「高校生の捜査員」を信じる切れ者のナオミさんってキツい...orz


にゃ、原作がどーだか覚えてないし、そっちではもうちょっと自然だったのかもしんないけどね。それにまあ、単に高校生に見えてなかったって可能性があるか。でもなんつーかライトっていかにも見た目が若いのでちょっと、しくしく。
いやいやいや、駄目とかそーいうことではないんですが。
長らくDVDを途中で止めて、もしかしてレビューを書いてなかったら続きを見ることはないくらいの個人的マイナスポイントではありましたよ、ほほほ、我ながら細かいなぁ。;




とはいえ、対ナオミ戦は結構重要というか、防衛戦というか。
その場のはったりだけで完全になんとかしなきゃなんない範囲のことだったんでー、「こんなのに騙されるかよ!」というのを最大限避けなきゃなんないのではないかとさすがに思うのですが、しかしそう考えるとぶっちゃけその一点以外は概ね良かったんでかなりいい感じだったんでしょうか。
まあたまたまそこが個人的には辛かったけどな。


や、超法規的探偵とかも漏れなく苦手です。。。
水戸黄門も実はそういう意味でちょぴっと駄目。)
なんつーのか、組織描写が好きな反動なのかなぁ、うーん。
そんなん通用するんなら苦労せんわと思っちゃうというかなんというか、しかし案外と“L”の設定がすんなり飲み込めたから駄目なのかなぁ、つーか、どうもバランスが悪い気がして捜査本部への参加って辺でそーいや原作も離れてますね。
なんとなくライトが子どもに描かれてる気がするからかなぁ。
これは原作・アニメに関らずね。


いやいやいや、なんで2話とも面白かったのにこんなこと語ってんだ...orz


ライトの手際に関しては、まあもともとわりと面白いというか結構イケてると思っているので、こういう話は好きですねー。漫画だとどうしても続けて読んじゃうから前後に引き摺られるけど、アニメだと一回ずつが分離して見れるので原作よりいい感じかも。




ライトの見張りにつき、接触されて命を取られたFBI捜査官レイ・ペンハーの婚約者が偶然ライトの前に現れて(つーかお互いライトの父親を訪ねようとしていた)、彼女を殺そうと躍起になるのが7話。
8話がその絡み(婚約者ナオミさんでなく、レイさんのほー)でLに見張りを付けられてしまう、という話。


やっぱ自業自得だわ、ごめん。


だってさぁ、本名がわかんなきゃ駄目だってことが知れててだな(そのことをライトも気付いてるはずだったよな)、FBI捜査官が素人のこと見張ってて本名バラすケースなんてそんなあるわけないじゃん。
身内には話さないからナオミさんも半分しか知らなかったわけだが。
上司に報告しなくても同僚に軽く話すなんてことは十二分にありえたよな。


つーかむしろ、Lがそういう観点で捜査してないの不思議かな?
いやそうでもないか、一応生身同士で接触してるんだからなんかしらのアクシデントがあったら記録は残らないか。


てかやっぱりライトが迂闊だなぁ。。。
ナオミさんが知る程度のことは別に彼女に限らんといくらでも可能性があったわけで、まあ捜査体制そのものが極秘ってこともありえたと思うけど。むー。
それを知る立場になかったのなら、ちょっとどうなんだろうそれ。


まあ対ナオミ戦は勝利(はらはらした分終った時は面白かったww)。
監視カメラに関してもせいぜいLに不審に思われる程度だったしねー。
あの二人だけでやりあってる分には、別段悪いことはないんじゃないかと思いますよ。てか早いところ直接対決にならないかしら。


しかし使われてるリューク可愛い。w
(多分助けるのが駄目なだけで当人もやりたかったんやろけどね。)