『DEATH NOTE』STORY #005 駆引 / #006 綻び

えーと、ここでFBI捜査官、レイ・ペンパーの殺害と。
んであと、その後始末に汲々と。


あのさー、いっそ腹ぶっ刺したほうが楽だったんじゃねぇのかそれ。いや、ノートで死亡直前の時間を操ると出来るらしいし。死ぬとは限らないけど(てか、殺しても意味ないけど)(だってどうせ次の捜査員が来るだけだし)。


てか殺しても意味ないじゃないですか。
だってどうせ次の捜査員が来るだけだし。
たった数日、自分の監視してた期間とズラしただけじゃあそれぞれの捜査員ごとに一人か二人くらいしか増えてないだろうし。てか、地位や時間から考えてどう考えてもかなり初期に自分のとこにきたってことくらいライトわかりそーなもんだし。


もうちょっと「殺さなきゃなんない」理由付けがなきゃ...orz


いや、話への批判ではあながちないのですよ。だってそういう間抜けーな人物として設定されてるっぽいし、ライトちゃん。
でぇぇぇもぉ、成功してもカタルシスねーなこりゃ!
いやでも、あるのか? なんでしたっけ、ピカスクレスだっけか。悪賛美の傾向もあるわけじゃないですか。ふふん、と成功を確信してる間に。


その殺しの意図はその殺しの意ーーー図ーーーはーーーっ?!


と襟首掴みたくなるのはあんまし正しい見方という気がしませんー。;
「でもFBI捜査官って悪いヤツじゃなくね?」というのは、映画版だったっけか、アニメだったか忘れましたが(この台詞はわりとどっちにもありえると思う)、リュークの言葉ですが。いやまず先に、そこまでいかないのよっ。
レイさんを“殺す”ことによる費用対効果はどこぉぉぉっ!!




殺したら即、次がないというふうに考えるのはまあ勝手ですけども、日本ならともかく海外のプロフェッショナルがなかなかそんなことにはならんよなぁ。
そこまでわかんないよーな甘ちゃん設定なのですかネ。
わりとLの設定廻りがきちんとしてるので、その可能性が大なんですが。


その辺でもって「見せて」くれてる気配がないんだよな、寂しい、、、っ。
Lはわかってるんだけど、Lはわかってるんだけど!
結構遠回しな言い方で仄めかすだけだしね、しくしくしく。


少年週間ジャンプ連載で、お手軽アイドル系(まあ演技とか悪くない、監督も一定評価くらいはありますよレベル)映画として作る場合にソレってのはとても正しいんやないのかと思うんですが。
ただもう、Lが惜しいのよLがーっ。
いやもちろん、個人的にですよ、殺したのが駄目とかそーいう話とは微妙にズレるんですよ。いやわりと面白いのよ、これでいいのよ。


でも私、ライトの行動が阿呆か貴様、惚け、もうちょっと考えんかいと見なきゃなんないんだ、うわぁぁぁん。
か、駆け引きなんてのは別に実際悪くないと思うのに...orz
その前段階が釈然としないから、手際が良ければよいほど眉が寄ってしまうんですよ。あああ、ライトの行動に感嘆したいよぅぅぅっ。


(「人を殺す」「裁く」ということに感慨とかないんですか。)
(すみません、この年だともはや素で慣れてます、日本特にその手の多いし。)




というわけで、レイさんを操り、データを引き出させ、彼自身の手でノートに名前を書かすという離れ業をやってのけ。そして爽やかな笑顔と父親の身分で、その当の相手の婚約者を誑かして名前を聞き出したりしてました。


結構なあれですよ、頭の回転と計画だと思いますよ本当に。


必要性がわかればどんなにか、うううう。
だって捜査方針を自分≪キラ≫が知ってるとことをわかるよーにしたのは当人で、だったら捜査の手が伸びてくるのはわかりきっていたことで。
殺しても次がなくなるわけではないのはさすがに誰でもわかる。
Lへの宛て付けなのか、ポイント制なのか、ゲームなのか。。。


私ら宛ての話じゃないからしょうがないんだけどな...orz


でも、これがやむにやまれずとか、その危険を犯すだけの価値があるって見せてくれてたら、私にも充分楽しめたんだよねー。どっちかというと惜しいんだよぅぅぅ。


ともあれ、Lが着々と進展してると見るしかありません。
でもアニメはどっからどうみてもライトの「破滅」寄り。w
わかってないわけじゃないんだよね、原作よりしばしば間抜けに描いてる。
てか、どういうふうになるんだ一体?