『DEATH NOTE』STORY #003 取引 / #004 追跡

相変わらずさくさくと進んでて面白いです。
つーか微妙にライトのほーがお馬鹿に見えるのは多分私がLのことが好きだからでしょう(贔屓)、わざわざそう見えるように配置してるからではないんですよね。ところで原作通りだったかどうか微妙に自信がありませんが。まあいいや。


ところでいつも不思議に思うのですが。


Lをメインターゲットにするというのは本当に正しかったんでしょうか、ライト、勝ちはしたけどさー。うーん?
新世界がどうとかっつー目的のために、Lが邪魔なのかもしんないけど。
しかしそんなのは「キラ」が幅を利かせてればそのうち関係なくならね?
Lの挑戦を受けちゃうとどーしても行動が限定されるというかなんというか。
「関らなきゃならない」Lの挑発にむざむざ乗ってる時点でなんかどーにもこーにも間抜けに感じられてしまって仕方がないんですが。


多分、それも意図のうちなのかなぁ、というふうに思います。
うんいや、Lというキャラクタのほーにそういう考え方はあると思うんだよね。
ただ回収されなかったのが気になっててな。
(Lに打ち勝ったよ、万々歳! だとちょっとな)
(アニメでなんかやってくれたらいいねー、ちょっと期待していいかなぁ?)




その前提があるからかなぁ。
どうもキラの側の作戦が上手く行っても「けっ」としか思えないというかなんというか、これがまた微妙に間抜けに見えるエピソードを入れてくれるというか(でも結構おー、と思わせるところもないでもない)。またそれに気付いてないというか。


具体的に言うと、自分に付いたFBI捜査官を殺そうとしてるところとか。


えー、、、殺したらその時点で「誰の捜査」をしていたかの記録抹消までやんないと意味がないわけだけど、そんな直接人間が動いてることでってのはちょっと記憶操作能力でもないと無理だと思うし。
まあファンタジー仕立てだからその前提でもいいんだけど(出てきてません)。
そこまで人間の意識を操れるのなら殺さなくてもなあ?
頭のいい高校生風情にすぎないから、という「デスノート」にしか頼らないという作戦は作戦で抜けててもいいんだけど、でもライト、別のところで捜査員の懐疑心を煽るみたいな言い方してるし。殺すだけが絶対と思ってるわけではないだろうというか。


そんなに長期に自分に監視が付いてるって思ってたのかなぁ。
あーなんかそれはありそうなんだけど。
でもだったら、「自分に監視が付いている時期」は絶対に避けなきゃなんないと思う私がなんか話の中のルールを察してないのかなぁ。どう考えても直接捜査員を殺したらその時点でまた範囲が狭められてしまうとしか思えないんだよなー。。。


確かその事態を多少回避する方法でやってたとは思うけど、うーん。;
でも相手の捜査体制知らない時には避けたいよなぁ、だって「殺し」た時のメリットがなんかどう考えても少ないんだもん!




よく考えたら、この話、Lの参入と、それにライトが乗った時点で。
どこまでもどこまでも「殺し」とその犯人特定でしかなくなっちゃってるんだよなー、しかもLがライトに近づく方法すらも「殺され」てデータを取る前提とゆー。


所詮、Lのほうが黒いんだよねぇ。。。
ライトの側にその度胸というか、覚悟というかあるように見えないんだよね。


それが話として間違ってるか、というとそんなことはないですよ。でもやっぱりこの辺も回収されてたような気がしないから気にしてるんですよ! てアニメ版に向けて言うべきことと微妙にズレてるし。
うんまあ、私はライトが間抜けに見えるというそれだけのことなんですが。
その感覚を人と共有してるのかしてないのか(完全にしてないと思ったらもうちょっと考えて書くなりするんですけどねー)、どうにもこうにも自信がないものでこういうふうにグタグタと書き連ねてしまうんだと思います。


ライトが作戦に次ぐ作戦を、ことごとく成功させてるよ。


「Lに気付かれた」という部分にしろ、むしろ計算のうちなんだよ! という悪礼賛(とそれなりの好敵手L)に見てても全然間違ってるとは思わないからなぁ。
どっちでも見れる、というのが売りなのかも。
(ライトの行動原理の穴ってわりと連綿と書かれてるから、一番最初にLの挑発に乗った以降もちゃんと、わりと私と同じ見方の人も少なくないと思う。)




とどのつまり。
どこにレイ捜査官が殺されなきゃなんない理由があったのーっ?!
という結論なわけですよ(ほとんど触れてねぇ)、でも名前を知るための作戦自体は基本的に大変ぐっじょぶ、あと「実験」なんかもそこは面白いよなぁ。