『天保異聞 妖奇士』説一 妖夷、来たる / 説二 山の神堕ちて

あー、ターゲット年齢がなんかそこはかとなく上。


そーだよなぁ、ハード路線だっつー『Blood+』とこれ見たあと教育番組にチャンネル変えられてんじゃねぇかとか言われてる『メビウス』で(親はどうやらアニメよりか特撮を優先する傾向があるっぽい、まあ基本的に無難だしな)(酷い酷いと言われてる平成ライダーだって特撮の中では、というだけよねあくまで)低迷したらそもそも子どもや大きなお友だちが家にいないんじゃねぇかって結論になるわなぁ。


あと、絵柄とか絵柄とか絵柄とか。
あのお目めぱっちりって感じのきらきらはちょっと苦手世代っす...orz
(んで女はだいたい私の半世代から一世代上がこの類なんだよね。長いんだ)
(話的にも女はオカルトはわりと見るしなぁ、あとはとにかくアニメ番組だっつーこと自体がネックか)(脚本さんで特撮絡みとハガレン関係の大きなお客が来るだろうな、この人らはほとんど絵柄は気にしないだろうし。)
(私は絵柄よりか声だよなぁ、アニメ喋りは苦手、その点はクリア。)




という、些かなにをそう細々と気にしてるんだという内容で始めてみました。
最近いろんな時間と傾向を見るようになりましたものでついつい。やっぱり特定の時間帯の強みってのは否定できないものがありますね、習慣だから以上の言い方が出来ないというかなんというか。
いやだってなんか、試行錯誤って感じがどーにもするというか。
煽り文句からして大人を狙ってるっぽいというか。
(これの一つ前のメビウスがちょっと視聴率が上がってるんだけどその上がり分が露骨にこっちの時間まで届いてなさそうと言うか、、、まあ年寄りなんだろうなぁ。)


前置き長。




というわけで、なんか身分制度ぽいのがいきなり出てきました「浮民」、江戸に人口が集中した時に確か来るなっつーてたアレだろうか(江戸はあんま知らねっす)、衣食住は与えられるものの刺青を入れられ逃げ出すと刺青が増え、そこでもう一度捕まると打ち首っつー。
単に人間減らすためにやってねぇかと思ったのは私だけですか。


あと、元は武士階級だったらしいというユキちゃん。
ユキユキユキユキユキ呼ばれてるのが妙に可愛らしいですが。
確か40手前なんじゃないですか、まあ別にいいんですが。
のくせ私もちゃん付けしてますが、あとなんか変な「妖」じゃなくて、えーと「妖異」(他のと区別するために実害のあるのをこう呼ぶことにしたそーな)に対応するために幕府に掛けあって組織を作ろうとしているらしいですよ。


そこにわりと権力持ってる一人が口添えしてくれたものの、その条件は現在行方不明になってる元武士を組織に加えることっつー、わりと面倒なもの。
まあ彼ら通常の探索能力もあるみたいだし、目立つっつーかぽちぽち騒動を起こしてるっぽいので探すこと自体はそんなに大変でもなかったみたいですが。
見つけ出したら見つけ出したで、農村から出てきていた母子を狙う妖異の事件に巻き込まれていましたとさ、つーかまあそっちも彼らの担当範囲みたいだけどね。




てか、番組はどう見てもユキさん視点で進んでるんですが。
そっちから事情を捉えようとするとややこしいんだもん、基本的には「なんかに追われている男」とのことですが。そのせいで奇妙な力を持っていて、それが多分変な組織に参加するよーにと言われた理由の一つでしょうが。
まあなんかしら裏があるんだろうな。
(心許してないということもありますが、事態が全然語られない、というか知らなくてもあんまり違和感ないんだよなぁ、ユキさん)(なんか抜けてるっつーか欠けてるぞ。)


で1−2話は山から降りた山神さまと、追われる母子。
その理由がわからないまま、異界の風景を見たらしい子どもということで話は引っ張られ、、、そもそも山神に追われてるって理由が2話にて判明。
ふーん、明言しない方向で行くのかなぁ。


これ、この子のお姉ちゃんを飢饉の時に食べちゃったんでしょうね。んで、そのことがいつまでもいつまでも忘れられなくてもう一度お腹いっぱいになりたくて自分の子どもを食べよーとしてしまう父ちゃんという。
まあヲタにはどってことない話だけど、子どもにはキツいよーな気がする。
や、ぶっちゃけ自信ありませんが。
私が実話の戦争話を狂ったように掻き集めてたのって確か小学校5年から6年くらいがピークだったしなぁ、一般的とまでは言わないけど、それがものすごく珍しいってわけでもない気がします。


んで、その父ちゃんのせいでしょうな。
現実に絶望して異界に逃げたがってた少年は、行って帰ってきたっつーユキさんの説得でそれを思い留まったっつー話なんでしょうが。
ユキさん自体が迷ってたから行ったら可哀想かな、と思いなおしてくれたよーな気がしなくもないですハイ(えー)。