「ドイツW杯 日本代表“プレス”を磨け」

ドイツW杯の前の特番のうちの一本(時間たちすぎ)。


てか、日本ってレベル低いっすね。
なんかにゃーにゃーぎゃーぎゃー言ってた人らを見たことありますが、これなら言われてもしゃあない気はするかなぁ。幾つかのチームのプレイを見ましたけど、桁からして違うっていうかなんというか。
全くの素人だから尚更そう感じるのかもしれませんね。
単純にスピードが足りないっていうか、体が動いてないというか。


ちょっと聞ーてたら、今(くだんのW杯のあとに降任されましたが)の監督氏は“プレス”とゆーのを練習させてたよーです。んでもって、その前任監督は全員のことをコントロールしてロボット的に管理してたとかなんとか。


あー、今ちょっと思ったんですが。
「一人」の考えに忠実に従うのならその作戦密度は段違い、多少の技術の差は11人もいりゃなんとかフォロー出来るでしょう。なんに例えてみたらいいかな。
頭脳さえ優れていれば、隙のないプレーが出来るんじゃないかって気がする。
んでもさ、それってはっきり言って、技術の向上になるかっていったら「頭脳」のいなくなったサッカーには向かない選手が量産されてしまうよーな気もしないでもない。




てゆか、そこそこちゃんとした選手いんのよ。
なのに全体が動き出すと埋没するっつーか、ちっとも生きてこないというか(W杯は見てないよ、この番組で練習試合を何本か見ただけ)、なんかね、連携が悪いというか本当にチーム全体がのろっとしてる。


正直この辺りが、一人一人の選手のレベルが低いのか、それともチームとして組ませた時に問題として生じるのかは私にはわかりません。つーか、Jリーグ昇格するかしないか(つまりJリーグ外)というチームのサッカーの試合を見に行った時のほうがマシな動きしてたよーな、、、?
そんなわけないですよね、理屈として。
でも、なんかエラくもたついてるっつーか、鈍いっつーか。
うーん、突出した選手が飛び出しても、ひょっとしたら解決にならないのかも。;


生意気なこと言ってますが、まー相手はプロフェッショナルだしね。
(見て感心しなきゃ、一通り言われるくらいはしゃあないと思う。)




本題のプレス、というのは連携攻撃、と言っていいのかな。
番組では何度も何度も実際の例を見せて説明してましたが、要するに仲間の動く筋を読んで相手チーム選手にフェイントを掛け、ボールを奪うというような方法論。


なんか違くね?
いや、別にこれ自体が悪いってんじゃ少しもないんだけどもさ、これは全体的な能力が上がってこそ始めて真価を発揮するとゆーか、なんというのか「奥の手」?
奪ってもボールの保持能力が高くなきゃ意味ないし、もちろんロングキックやらシュートに結び付けられないと効果がないんですが(しかしなんでなのか、蹴りはわりと平均的に上手いんだよ日本選手、本当になんでなのさ;)。


いや、奥の手っつーか奇策って言うべきかなぁ。


奇策って一種のカンフル剤みたいなもんじゃないですか、いや、全体的な能力が高ければ普通のプレーの一貫なのかもしんないけど、プレス一つ成立させたら力使い切っちゃうような状態で「プレスを習得する」ことを中核にしていいんかいな?
前→プレス→後、というのが当然必要じゃん。
私が言うまでもないっちゅーか、お子様でもわかる理屈だけど。
それが整ってたよーには見えなかったんだわね。




とりあえず必要なのは底上げなんじゃないのかしらとりあえず。
どーしたらそう出来るのかは知らない、つーかわかんないっスよ、まあ少なくとも前の監督さんよりかはマシな選択だったんではないのかと思うけどね。つーか、このチームになにをしたらいいのかなんてわかんなくてもしゃあないんじゃないかしら...orz


“プレス”というのは一人一人が戦局を見れる頭があって。
それぞれがばらばらに動いてて始めて有効に作用するというか。
このあとにブラジル・チームの天才と呼ばれる選手ロナウジーニョの回を見たんですが、まー、違う違う、悲しいくらいに違う。
(個人選手の平均能力としちゃ、多分一番なんだと思うんだけど、それだけでも勝てない世界ってのがシビアだなぁと。)


なんかこう、個人能力(多分ちゃんとあるんだと思う、日本選手、しかしとにかくチーム単位だと上手く生きない...orz)でなく、単にロボットでなく、という中間の辺りに日本代表サッカーチームの方向性は存在してるんだと思いますが。
さー、どうなるんでしょうね、今後が少しだけ楽しみです。
(負けててもそんなに気にしない性質だけどね。)