『獣王星』-chapter06 白狼鬼-/-chapter07 独立-

前話から、なんや唐突に歳を取りました。
まあ、原作でもそんな感じだったんだけどね、でもむしろ話のラストに成長後の姿が出て次の回だったからそんなに違和感はなかったんだよな。


えーと、主人公、なんだっけ、トールくん。
北欧神話の神の名前ですかね。)


サード(もともとは組織第三位っつー意味の地位、名前に拘ってないのかそのまんま通称名として使ってる)は成人だったのかあんまり見た目変わってない。トールと、ティズちゃんが成長したよね。
ティズ好きー。w




6話がサード中心、7話がティズ。
んでもって、子ども時代に一番最初に助けられた、、、名前なんだっけ、ザギ、ひっじょーにダーティな印象の青年絡みの話(多分これからずっとそうなんだろうけど)。サードも相当だけど、ザギは剥き出しな感じだよな。


しかしなんとゆーか、アングルが安易というか。


いや、むしろアニメなので仕方がないんでしょーが、出掛ける前と帰ってきた後と、いくら部屋と面子(トールとサード)が一緒だからって全く同じ姿勢、同じ位置にするかフツー? もっと間を空ければそこまで気付かないのに。
(せめてもう少し自然な姿勢なら逆にいいと思うんだけど。)
(なんとなく二人とも気取ってんの。)


この回から、トールの声優に堂本光一氏が参戦してたそーですが。
「私アニメのことはわからないので見当違いなのかもしれないですが、わりと良かったんじゃないでしょうか」というよーな微笑ましく気にしてた感想とかも見てましたが、実際、これならいいんじゃないのかなぁ。
なんかいかにもらしーしね。
まあ、アニヲタの評価とかは知らん。


(ちなみに、ちっと笑ったんですが今までそんなことはなかったと思うのに、この回からなんでかサードがなんか兄貴風を吹かせてるなー、と思ったら今までトール役が高山みなみさんだったんですよねw。)
(そら、兄貴どこじゃないわ、はははww)




話の筋としては“ブラン・ロウ”と呼ばれる男の。
各リング(人種と性別で別れてる居住グループ)(グループ外に野童)のルールを破るような、かなり大規模な破壊行為が背景にありますが、かなりとっととその人物がザギだって知れてしまうんでその辺の迫力はない。
ないというか、演出する気もないでしょう。


トールはなし崩しのよーにトップの座に着きましたが、それなりにっつーか、充分すぎるくらい頑張っていたよーです、ここ5年、だったかな?
ライフラインを整えていたってのがいまいちピンとこないけどね。
技術面で優れてたってことかな? それとも人員動員力?
(背後にサードがいてティズが女で、となるといろいろ違ってくるか。)
ああ、采配っつーか、褒賞関係に気を配っていたのかもしれないな。


ともかくも、彼の地位は安泰。


しかし別のリングが季節外れの冬に壊滅され。
変わりにサードが呼び出された時にも(男女間トラブルっつーか、サード絡みw)(ユウキさんのがいい男だと思うんだけどなー)、襲撃を受けたり、そこでも別のリングのトップが殺されたりしてます。


まあ、細かいエピソードもありますが、基本的に「今までのルール」がだんだんと通用しない状態になりかかってきている。
そもそも人種別のリングって四つしかないんだ(女性分で倍)。
この時点で二つも潰されちゃった、ということに。




黄色人種の(トールは毛色が違う、特別措置)トールのリングと、ザギが乗っ取った白色人種のリングしか実質的に残っていない、となったところで“ブラン・ロウ”ザギからトールへの呼び出しが行われる。
(正体は襲撃に絡んで判明してたんですな。)


ここまででだいたい5話。
6話では延々と話が続いてるっつーかなんつーか。
ティズがその話し合いに付いてきて、ザギの副官の女と出会って。と(揉めたり惚れたり)(←そこまで適当にしちゃならん内容な気もするけど、次の回に持ち越しだし、まあ)。


まあ、原作知ってるせいかもしれませんがそれなりにわかりやすくはあるんだけど、なんか面白いかっつーとそうでもないなぁ。なんか画面のあっち側で勝手に話が進んでいくような気がしてしまいます。
トール自体に興味ないってんならともかく(それは私の問題)、彼の行く末くらいは気になってるのに、どうもこう、状況が書き割りに見えるというか。
話が詰まってるんだから仕方がないのかなぁ。