『獣王星』-chapter03 仲間-/-chapter04 挑戦-

この辺の話は、見てたら薄っすら思い出しました。
てゆか、ストーリーは面白いほうじゃないかと思うけど(ごめん、アニメのことはよくわからん)(見てたの古いし、『蟲師』は多分本流ではないだろう;)、見せ方が稚拙っちゅー気もします。
まあ話としては悪くないか。


例えばサードに「胡散臭い目」という形容詞が与えられているんですが、、、そう見えるかぁ? いや、そもそも停止画としてしか認知していなんですが。
アニメでそーいうことすんなよ、と言われたらそれまでですが。
見てて快いっつー絵柄でもないやん。
や、もちろん、苦痛はないけどさ(トールは酷ぇかなぁ)。


こりゃ、多分、漫画のほーが良いんではないかと思います。
でも懐かしくて連載してるの覗いたけど(雑誌に番外編みたいのが載ってた)、なんかえっらい、こー、思わせぶりな内容になってたなぁ。
ミステリアス、じゃなくて、作者の仕掛ける意思が丸見え。
私が歳を食ったせいかしら。
番外編って、そもそも事情を知っている人が見ることが前提なので、これだけで判断することも難しいと思うんですが、昔のほーが面白かったな。
もう少し、なんというのか人物が泥臭くて、根のある感じがしました。
お人形同士で進む物語りは好きじゃない。


ま、そういうのがウケるんだよ、と言われたらそれまでですが。




黄の肌の少女ティズを巡って。
とりあえず2話で、彼女がトールを夫に指名。
(男に本来拒否権はない。)
それを断ったりしたものの、そのあとで彼女を植物の急激な成長(どうも時期が早くて予測が出来なかったらしい)から救ったので、「夫」、つーかこれは子種だよなぁ。子種候補から頭に昇格。


14歳の少年にとっちゃあ、これはわりと嬉しかったみたいっすね。w
二人で「リング」を作ろうという話をしています。


で、そこで≪サン・リング・フィメール≫(要するに黄色人種集団、男女別)の三番目だったティズを、トップが迎えに来てー。女は特別な地位なので自由な行動は好ましくないみたいですね(人口比率20%)。
で一悶着。
切り抜けます。


面倒だけど、ティズの時と同じかなぁ。
植物の襲撃から結果的にそのトップの女性を救ったので、お目こぼしをもらいましたー。と。
別に面白くもないんだもん。原作は面白かったけど。
(危なげなく、にしか見えないんだよね、欠点に気付くって段階もちゃんと描写されてたけど、面白さにつながってない。)




後半は、そのえーと、チェン女史と。
≪オークル・リング≫のサードの間でちゅんちゅん、という騒ぎがあったりなかったり、トップが横恋慕してたりとさあ大変。


いやだからうん、なんだったか若手イケメン系の俳優さんがやっているっつー声に文句があるわけじゃなく、多分こりゃ、構成からして凄みがないっつーか。絵はあんまし問題じゃないんだよね、こういうの。
複線張ったら解消、すぐ次、というのがねぇ。。。
確か6話? だったかそのくらいで、成人してしまうっつーので、急ぐのは無理もないし、この構成力で立て込まれても困るんですが、だったらなんか他に見所を作って欲しいっつーかなんつーか。


ぶっちゃけると、サードがいろいろ画策してますよ、ということなんだけど。
コリン(星に来たばかりの囚人)(トールとも関係者、顔見知りとかではなく、彼が星に流された事件の関係)を殺したのかもしれない、少なくとも哀悼の意は見せない。チェンとの関係を、己のトップに見せ付けて煽って。
自分を殺させるよーに仕向け。
その結果、トールを焚きつけたのかもしれない、と。




行動の納得はいくけど、面白くないよ。;
ストーリーの組み立て自体は、まあ、悪くないんだと思う。
無理はないよね、少なくとも。


しかし、どーにもこーにも、「そこにいる人間」が考えて行動しているよーには見えないんだよね。なにか裏の思惑があり。
(そして絡みつくような奇妙な興味があり。)
(サードからトールへの、ね。)
それでも気付いたら手中にあった、というのは悪くないんだけど。;
単に延々状況を説明されてる感じなんだよねぇ、うーん。