『獣王星』-chapter01 運命-/-chapter02 茶輪-

昔、原作読んだことあるんですけどね。
あんまり展開が遅かった? いや、白泉社がごだついてたせーなのかなぁ、どこに行っちゃったかさっぱりわかんなくなって、そのうち漫画そのものと縁が薄くなってしまいました。今はわりと昔から読んでるものと四コマ漫画くらいですしね。
(で、毎年減っていく。)


完全に手放しで褒めるのは。
OP音楽でしょーかね、よく合った絵も悪くない(いや絵柄はどうでもいい)。
これがなきゃ、見てたかどーか自信ないな。


あと、アクションシーンの動きのでたらめさは、正直眉を寄せます。
構図を切り替えてることを考えても奇妙ですよ、や、気になったのは主に2話の「決闘」のところくらいですけどね、それなりに期待するじゃないですか。逃げるとかの立て込んだところならばともかく。
このアニメが酷いかどうかは興味がない。標準的かどうかもね。


あ、でも、同じく2話のトールの、植物にナイフを突き立てていたシーンなどは良かったのではないかと思います。でもその後の空中バイクに飛び乗った辺りがなぁ。
接触してるかどうかが差を別けるのかな。。。




すじにも触れんと、なんか大概無礼なんですが。
どーもそういう性格なので申し訳ない、アニメは一応昔見ていたので今更慣れるというほどのこともなくてね。


舞台は、地球から飛び立っていった人類が、一から改造して管理し尽した惑星の中で暮らすという時代、トールとラーイという双子が暮らす星は、どうも完全にドームでの生活になるよーなのですが。
そんな生活も(我々が)わからないうちに、送り込まれた星は剥き出し。
剥き出しというか、植物が一番強いというとんでもない惑星。
改造惑星ではないということなのでしょうか、それとも、「こんな」ふうに作っていったということなんでしょうか、それもそれで楽しいなァ(読んだんじゃないのか)(読んだ部分もさして覚えてナイ)。


獣王の棲む星、ということで。


獣王星


つーかそもそも、幾つかの居住グループがあり、それはどうも肌の色で別けられているよーなのですが(他に「野童」という浮遊層も、とのこと)(1話で双子が最初に出会います)。
そのグループのトップらの更に頂点が王。
なんだかアナクロだな、と思うんですが、気の強いトールも同じよーなことを言っています、そもそも彼らの星では肌の色も簡単に変えられるのだそーで。しかし肌の色による優劣は、、、どうかなぁ。どのように設定されているのかわからない。




いやそもそもこの星は、罪人の流される星なのだそーで。
トールとラーイの双子が、ある日、家に帰ったところ、そこはすでに何者かに荒らされた後、その相手はどうも――正規軍のSP(確か、セキュリティポリスの略)(現実のコレの所属は軍関係じゃなかったよーな気もするけど、漫画の間違えとかの指摘じゃない)。


さて、なにが?


という設問には、ほとんどなんのヒントも与えられないまま。
目覚めた彼らは流刑の上、生態系の狂った星の上に。
(しかも百日くらいずつで、昼と夜が来るとゆー。)


最初に会ったのは野童。
そこの頭には妙に気に入られるのですが、弱いラーイのほうがもたもたしてるうちに、居辛くなってしまって脱走。つーか、むしろトールのほうが強すぎる。
ほとんど土地勘も知識もない二人は植物に巻き込まれ、次に行き会った茶の肌の人間らとの諍いの最中に、離れ離れ、、、というかラーイが植物に呑まれ消えてしまいました。


原作、こーんなに早くなかったよーな気がするんですけどね。
もう少し引っ張って、ほとんど弾みで「こいつがいなくなれば楽になる」「こいつがいると生き延びられない」と考えてしまうなんてぇ程度でなくて、もっと強い感情でもって引き裂かれたんじゃなかったよーな気がするんですけれども。
残念(記憶違いだったら単に悪趣味だw)。




そーして中心人物の黄の肌の少女。
茶の肌の、、、えーと、サード? だっけ。とも出会って。
女が絶対の選択権を持つ星で、少女の庇護を受ける形で(認めないでしょーけども、トールは)しばらく過ごすことになるのかな。
オークル・リングで。


そーして別に、これは生き延びるための話ではないよーで。
そもそも彼らの両親に起こったことも、双子に起こったことも(殺すならまだしもわからないでもないけど、という意味合いで)、謎なのだしね。