#487 クルアーニー/ランゲル・セントイライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー・アルセク(アラスカ・カナダ国境地帯の山岳公園群)I(カナダとアメリカ合衆国)

なげーっ?!
なにから一体書き始めようかとさんざ迷ってましたが、もうそういう突っ込みからでいいや、てゆかなんか今まで避けてた“はざかい”国境線みたいなのばっかりやってないー?
気のせいー? オダギリ君のせいとは思わないけど(なわけあるか)。
いっくらなんでも微妙なラインに乗っかったのが続きすぎ。


とはいえ、今回は別に政治的に微妙なものでもないですね。


アラスカがアメリカのものになったのは、確かロシアかソ連が「いらねぇ」と言ったのをうっはうっはと(価値もろくすっぽ考えんと)貰ったんだったかと思います。アメリカのそーいう無邪気なところは嫌いでもない。
しかし確かなんか地下資源系が出てたんではなかったっけか。
アメリカ以外にやってたら下手すると戦争ですなそりゃ。
ところでカナダとアメリカはなんであんなに上手くやってるんでしょうね?
(結構個性違うと思うんだけど、カナダって古女房?)




カナダとアラスカ(アメリカ)のラインのところからカナダの中まで。
順々に四つばっかしの地域が世界遺産に認定されて、今では一塊として認定されているそうなんですが、それはなにか、四つ揃った瞬間か、それとも地域が増やされるたんびに「広がった」と認識されたのか。
それとも認定された後々に、「やっぱり一箇所としてカウントするのが正しいんじゃね?」続いてるしー、みたいな感じだったんでしょうか!


我ながら、極めてどうでもいいです。調べる気にもなりゃしない。




要するに、山の上に万年雪が振りましたー(振った時点では違う)。
結晶が重みでこなごなに砕け、どんどん密度が高くなっていって、ちっとやそっとじゃ(赤道直下にあってもすぐには溶けない)(実話)溶けない状態になったものを氷河と呼ぶそーなのですが、これが出来るまでに時間が掛かるっぽいんですよー。
何千年レベル? もっと??


そいつが、重みでもって山の下に流れていくんですよ。
でもってそれがあんまし重いので、いろんなものを削ったりします。
氷河も氷河を削るよネ。まあ周囲それしかないしね。
てゆか氷河は自分以外のもので壊されるってあんまりないんじゃないんだろうか、物理的に(地形によって蛇行することはあるけど)。ある意味でものすごくゆっくり流れる、固形の「水」みたいなものかもしれない。
それがずわわーっと、変な模様を作っていたりします。


そいでもって、山の下には手付かずの自然(鵜呑み表現)(そんなところにまでそうそう珍奇な表現を凝らす必要性があるか)があり、熊、、、とか魚とか、ドールシープってなんだっけー?!
(調べマシた。)
びびび、美形の羊!
うっわー、どっかとリンクつなぎてー。美形ー。




なんで今回やたらやる気がないのかと言いますと。
データ的にはさして面白くなかったからかもしれませぬ。
直接行くんだったらいいよー、今まで書いた分で行きたいのは主にグランドキャニオンとココだったりするし(でもココ超大変だよ!)、直接見たら面白いと思うの。


でもグランドキャニオンみたいな土地形成上の謎もないし。
政治的にも揉めてないし(揉め事が好きなのかヨ)、なにより人がいない!


うんあのね、自然の中に人がいないと詰まらないというつもりは毛頭ないんですが、その土地に立った人の言葉じゃないとなんか遠くてピンと来ないんだよ。
オダギリ君、ちょっくら行ってきてよ。
(無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!)
(日本でも多分きっと有数の無理人材。)




到達記録とか土地の記録とか、どんなふうに観測されていったとかの話がなかったんかなー、いや本当に、直接見たら面白いとは思うんだよ。でも「遠い」。
せめて、実際に現地に言った人の声で聞きたかったなー。


なー、君だって行きたいよなー? オダギリジョー


あれは表面キレイだけど、やっぱり魅力っていうのならば凶暴なまでの本質だと思うんだよ。
触感が知りたい。せめてソレを直接の言葉や表現で聞きたい。


一番の裾野で、ここ近年、溶け出して「地球温暖化のせいなんやないか」と言われているらしいんだけれども(多分そーね)、正直、あんなに奇麗で堅くて凶暴で土地を削り、時間のものすごい、歳を経たそーいうものが。
溶けてしまうってのはなんかちょっと、エロティックかなと思った。
バランスの崩れというのは、感じなきゃならないのだろうが。
いやだって私にはそれが伝わってこないんだよなァ。