#479 サーミ人地域(スウェーデン)

なんか、暗いな。。。


えーと、母がラップランドラップランド、と見ている間中呟いてました。
(なんかほとんど世界中廻ってるんですよね、この人)
スウェーデンまでで、そこから先には行けなかったそうですっていうか、、、この地域に入ってアンタがなにするの。;)
南極圏と違ってあんまり有名じゃありませんよね、北極圏で有名っていうかグリーンランドとかかなぁ? アレは確か、入植地。
あんまりひでー極寒の土地なもので、騙して付けた島の名前(マジ)。


サーミ人は、そんなじゃなくて、約1万年前から島にいるそーですよ。
混血とかしてるのかなぁ?
なんかかなり純血っぽいんですが(混血には混血の特徴がありますので、ちょっと気をつけて見ればわかりますよー)(簡単にいうと、美しいんだよね)(←離れた遺伝子を混ぜると優性遺伝が表出しやすい)。




あんまりオダギリくんのナレーションが暗いもんで。
なんかまた危機遺産とかかなぁ、とちょっと眉を寄せながら、てゆか、どちらかというと最近なんだか説教臭い筋が多いなぁと思いつつ見ていたんですが。
ラストまでそんなことはありませんでした。


つか、踏みつけられた歴史? の説明が全くなかった。
差別の存在を語りながら、その差別をした相手の姿もなければ、説明のかけらすらもないという奇妙さ。
これはこれで、、、結構あざといな。


北極圏の島、ラップランド


サーミ人がいるのが1万年前からだから、えーと、中国が5千年遡れてー、都市文明があーでこうで、人類の誕生が200万年前くらい(現時点)(てかこのデータはここではいらん;)。
ま、文明より前ですよ。


トナカイや魚を取って暮らしていた生活が変わったのが17C、トナカイを自分たちで飼うようになって(それ以前だっけ?)。
20Cに変わったっていうのなんだったっけかなぁ。。。
ちっとは聞けって感じですね、見てる時はわかってるつもりなんですが。;




Wikipediaラップランド


ややこしい。。。


見ている時から気になっていたんですが、やっぱり彼らの呼称、なんというか、彼らをなんて呼ぶかで揉めていたということはあるんですね。
タイトルを≪ラップランド≫と書かずに、サーミ人地域、としたところにまず問題が含まれている、ということのようです。≪辺境の地≫との意味なのだそーで。


そいでもって、ラップランド(こう呼びます)は。
ノルウェースウェーデンフィンランド・ロシアの国境を跨いでいるのだと、そしていまだ自治権を確率していないのだとのことです。


スウェーデンが一番≪サーミ人≫を認めるのに積極的だとか。
(ロシアが消極的。)




少数民族を見ている時に、大抵気になるのは生計をなり立てていく形なのですが、それがほぼ緩やかにですが、伝統から外れていっているとはいえ。
トナカイで生活することも不可能ではない、という見せ方だったのですが。
(だから、なんで暗いのかわかりませんでした。)
政治のほーの問題でしたか。


これは、、、うーん、世界遺産で扱う領域なのかなぁ。
てゆか、30分番組で収まるんだろうか。


差別っていうか、そもそもフツーの日本人には「民族のアイデンティティ」ってなんのことかよくわかんないと思うんですよね。私も正直わからない。
ここは島国で、ここは日本で。
私たちは生まれただけで日本人で。
遡ると、どーいう民族だったのかの有形無形の文化がある。


全部ないってわけじゃないんですよね、でもどれかが欠けた国ってあるし、複数ある国もあるのかもしれないし。ああ、国ですらないのか。
記憶、文化、生活。祖先、かな?
私にはその感覚は到底わかりません。


トナカイがいれば生きていけるのだというのは、強さなんでしょうか。
食べれて温かければ、誰も殺しにこなければ、うんまあ、生きてはいけるかなぁ。


新しい歌も民族衣装も、美しかったんではないでしょーか。ならいいや。