#474 バムとその景観・エヴァグレーズ国立公園



環境問題を苦手とする人っているかと思いマス。


なんていうのか、なにを言われているのかがよくわからないのに、「反省」を促すよーな部分だけはどーにもこーにも決まっているという配分のせーなんじゃないかなぁ。
むしろ、これこれを我慢しなさいッ。
とか押し付けがましく言われたほうがよっぽどマシですよねぇ。


なんか、なんとなくだけど環境が悪くなってるし、とにかく反省しなさい!




とか言われたら、どーにもこーにも座りが悪くても仕方がないし(否定するには実際に変わった環境があるし)、なにをすればいいのか、というのもわかんないし。てか、遠く離れた国の世界有数とか言われてる土地になんか出来るかー、とか言われたら、それこそお金を払うことくらいしかないわけで。
でも、そういうこと言い出したら、どこまで出せばいいの?
みたいな話になるし。


普段の生活から見直せ、といわれても、なにをどこまで我慢すればいいのかわからない。極論すると、人が一人いなくなるに越したことないんですよ実際。
ちまちまちまちま、あれを我慢しー、これをー。
なんてセコイことしないで、どっかのビルの屋上からジャーンプ。




その後の処理に金は掛かりますが、長いスパンで見るとよっぽどお得(ry
(略すのがあからさまに遅ぇ。)


でもそもそも最初に出てた≪バム遺跡≫は地震で崩れたんですけどネ。


でも、そんなに離れた話でもなくて、後世に残すー、というようなことを考えた時に、一体どこまで生活を犠牲にするのと、誰が? みたいな話になるでしょうね。
話の中で「どの時代の姿を復元するのか」とオダギリはん(なにその呼び方)が言うわけですが、そもそも日干し煉瓦なんつー可愛らしいものでできた(でっっかいです!)遺跡なもので、しかも生活とちゃんと密接している生きた遺跡なもので。
わりと姿が変わってってしまうっぽく。




地震で崩れてたって、結構立派だよねぇ。
でもまあ、うん、直さなくちゃ! という気持ちが全くわかんないわけではないです、それに現地の人がー、とかじゃなくて危機遺産がどーたらとかいう組織(なんも把握していない)からお金が出てもいいとは思います。
私は多分、直接は出さないかなぁ。


なんとなく、細い糸、水でつながっていたよーな気のする前半と後半でした。


そもそもこの回はあまり身を入れて聞けなくて、もしかしたら≪危機遺産≫であるとか前置きされてなければ良かったんかなー、とも思ったのですが。
生きたカナート=地下水路の話から結構興味が持てました。


紀元前から、連綿と続く今、現在そこに暮らしている人たちの生活を支える、それだから故に大事に大事にされた水路(昔、これを維持する老人の番組を見たことがあります、水量が減って大変そうで悲しかった)。
遺跡だとね、どーしても、なんか、、、後回しでいいじゃん、とか思うんだよね。
でも薄ぼんやりと、生命の証。
活断層でもあるけれど、地下水路の終着点、ダムのように溜め込む土地との上に建てられたという遺跡だということを聞いていくにつれて。


あー、とやっとなんとなく。


今も多分生きているのだな、遺跡っていっても。
それを助けるためのキレイゴトならば、いいのかなぁ。
美しく彩って見せて、はい、と渡されるのは好きになれんのですが。




後半は≪エヴァグレーズ国立公園≫。緑の草原。
なんかだだっ広い湿地帯にワニー、ワニー、なんじゃあの、「すずん♪ずずん♪」て楽しげな音楽はーっ?! パニック映画じゃないんだぞー。
あと、ちーさい魚といろんな鳥がいます。
もこもこした鳥が多かったよーな気がします、水鳥なのかな。


えーとほら、北アメリカ大陸の一番南の端っこ。
アリゾナの都市の近くなのだとか。
(忘れてましたけど、バム遺跡はイランだそーで。)


上流の開発で絶対水量が減るわ、流れる量が安定しなくて乾くわ沈むわ。
鳥の巣も沈むー。
あと、近くの農業のせーで、農薬がきて、藻みたいのが減って、そいでもってそれを喰う微生物が減って、それを喰う魚が減って、それを喰う鳥やワニが困るわけですよッ。


あのラブリーなワニのためなら金出してもいいかもしんない!!
(最大全長6メートルですヨ?)
そんな結論です、そんな結論です、そんなだよ、うん。