第二話「瞼の光」

あだだだだ。。。
アバレキラーの回を書いている際なので(挫折し続け;)、思考を切り替えようとしたら現実の痛みを感じました、なにやってんだ私?!
しかし本当に痛い。;


蟲師≫キーワードで直接来た方、平べったくごめんなさい___o_




光に激痛を感じる病気、というのは確か実在してます。
確か直接照明も駄目なんじゃなかったっけかなぁ? 眼病だったかそーでないかは忘れた(だから半端に触れるな)。


なので、蔵に閉じ込められてしまった少女と。えーと、スイちゃん?
ああいうおかっぱもどきって好き。w
そしてその世話をする、その蔵のある家の少年・ビキくん。




全く、無理のないことを言ってるはずの彼のおかーさんの言葉が、やけに残酷に、どちらかというと薄汚れて聞こえてしまうのは多分。
別に異形の存在が背景にあるからじゃないなァ、と。


自分の子どもを最初に蔵に、スイちゃん世話に向かわせたのは多分あのおかーさん当人であるはずなんですよ、どうあっても。
「他人に同情なんかしたのが悪い」
と、後でおかーさん当人が言ってるわけなんですが、ていうか、同情はしても表面のものであって深い覚悟なんてなかったんだろうなぁ、と。




それもまあまた、人間だというのならそうかもしれませんが。


スイちゃんのことを責めるなんて思いも寄らないビキくんと、ビキくんを「失った」ことではなくて自分の運命に巻き込んでしまったことを謝る少女とに。
むしろ私がびっくりしました。
もう、誰も来てくれなくなる、じゃないんだな。




スイちゃんは、紆余曲折があって目を取り戻しましたが、ビキくんのおかーさんのことは許す、というか恨みに思いもしないんだろうな。
やっぱり引っ掛かってしまった私とは違ってサ。


「この目の中には蟲がいるのよ」


とスイちゃんはビキくんに言います。
瞼を閉じても、ちかちかした光が見える。時々、それからも本当に逃れたくなるとその瞼の内側のもう一つの瞼を閉じる。
そうすると真の闇が訪れる、と。




このちかちかした、というのは瞼の中を走っている血管。
目を開けている時の残像、外から瞼を通してくる光。目を一瞬強く抑えると、円形の光が走るとかっていう遊びも昔やりましたねぇ(眼圧が上がるから危険なのだそーですが)。
子どもってたまにこーやって、当り前みたいに思ってることが気になる。w
スイちゃんがもう一つの瞼に気付いたのも、遊んでるうちだったんでしょう。


あと、素質もあったということなのかな?




そして、その瞼を閉じると、光の河が見えてくる。
その光の一つ一つが、小さな蟲。とてもキレイだけれど、その側に座っている片目の男の人に、あまり近づいてはいけない、だったか河に入ってはいけない、だか。
そういう忠告を受けるのだそーです。


これがギンコ。
もう一つの瞼を閉じることを、スイちゃんから教えられてしまったビキくんの目に蟲が棲み付き、光に激痛を覚えたその翌日に現実の彼が家にやって来ます。




病気が移ったと、パニックになっていたおかーさんに向かい。
「これは眼医ではなく、我々に廻して下さらないと」と言います。
ビキくんの目は、まだ初期なので薬だけで治るとのこと。


(薬ってなんだ?!)(初突っ込みw)


月の光でスイちゃんの目の中の蟲をおびき寄せ。
手掴みにて応戦。
てかむしろ、銀色のあれは一体なんなんだ。説明がなかったぞ。;
「キミ、驚きすぎ」、、、って無茶言うな一般人相手にッorz




前の回でギンコ氏、緑の杯を持ち去っていたので今度もなにか持っていくのかと思いましたが、今度は置いていっただけ。
同じよーに、目を失ったのだとしたら。
同じように誰かに助けてもらったということなのかしら。