EPISODE-3 狼人間通り魔殺人・事件篇

今度は狼人間の回。
≪クランケンハウス≫にお客さんが全然来なくなってー、蘇芳くんは干されている状態ですっていうか、給料体系とかどーなってるんだろう?
ちゃんと払ってあげてるのかしら、あのオーナー。
(いまいち信用がならないのは、佐野史郎さんだからかと、いやホント。)


狼人間が出て、女の子たちを襲っているそーですよ。


なので怖くてお家から出て来れないという。
てゆか、狼人間何匹いるの、行動半径どうなってるの。
そもそも狼男信じてなくても、変質者として見回りするとかしてたらアレ捕まってないのかとか、いろいろ気になるところはあるんですが。


噂として広がっている、というわけでなく、彼女たち自身が狼人間に襲われた、という状況で、ドラマ内でも短時間として設定されているから(なんでさ?)なんか大変に違和感がありました。
時間さえ掛けてれば、徐々にっていうふうにしてれば。
今回の仕掛け自体は妙ではなかったのになー。




1話なんかでは「噂」という媒体を使ってて、それは上手かったと思うんですが。
時間の経過の描かれ方も妥当だったし。
話自体が立て込んでて、むしろりおんちゃんとか蘇芳くんらの明るさっていうか、「陽」の部分がクローズアップされてたからあんまりそちらに比重はなかったですが。絡め取られていくよーな状況は悪くなかったと思うんですよね。
もしくは割り切って、ターゲットにされてた状態の2話とか。
(題材が難しくて生かせてなかったよーな気もするけど。)


むしろ、ホストくんらが全員が干されてたあの画面を作りたくて、無理にあの展開にしましたか? というよーな疑いも抱いちゃうんですけども。
それならそれで(ギャグはよろしい)、別に構いやしませんが。
だったら展開のほーをいじらないと駄目じゃん。
あんなに急激に状況が変わる設定になってないよ。


しっかし、こう、なんつーか。
人数が多いわりに、全然話に絡めてないのな。別にいいが。




話に必要といやあ、なによりも実は刑事なダイアナちゃんですが。
男が彼女見てどー思うかは知りませんが、私は彼女のこと嫌いじゃないんですよね、かなり嫌なこと言わされてるシーンとか見ると、さすがに「うえ」と思いますけども、そのシーンさえすぎてしまえば別にどーってことないしね。
金髪も見慣れれば悪くないし。
普段の髪型なんて、そりゃあ美形には程遠いのかもしれないけど、なんかちょっと格好いいじゃないですか。


穿ちすぎかもしんないけど、案外と評判の悪くない彼女に道化の役回りをさせたくてわざと嫌悪感のある言動をさせてるよーな気もしないでもないくらいですよ。
やりすぎじゃない? ていうか。
声質悪いけど、喋り方が理知的というか。
聞き取りやすい人なのがそーいう意味では敗因だったかなと。


とはいえ、やっぱりストーリー上の役割りってのがあって。
今回は、りおんちゃんの幼馴染を疑う展開になってしまっていたので、ちょっとそんなに格好いいという風情ではなかったかもしれませんね。でも、下ネタを何度も叫ばされるよりは、こっちのほうがいいのかも。
(前回は、結局彼女が疑ってたのが実際の犯人だからねぇ。)




この前半、事件篇では、りおんちゃんが客が来なくなったので。
ビラ撒きをすることになって。
そこで狼のマスクを被った幼馴染と再会(バイトだってー)。


彼女と一緒にバイトをしたくて、≪クランケンハウス≫のオーナーに頼み込んで面接しよーとするも、彼女が狼のマスクを被ったまま店に来てしまい。
そこにいたお客の女の子たちを異様に怯えさせてしまって。
蘇芳くんに摘まみ出されてしまいました。


したら、その時のお客の女の子が続け様に殺されるという事件が発生。
そしてバイトの合間にそれきり家にも戻らなくなってしまった幼馴染の子を懸命に探すりおんちゃんのところに電話が入ります。


「アタシ、変わっちゃう、変わっちゃうの、狼、、、狼女に」


てなところで前半終わり、解決篇に。
後半ではネタバレしてます。
ところでりおんちゃんは、服を変えると口調とか変えてるよーな気がするんだけども(赤頭巾ちゃんの時は終始大人しかった)(ソレは展開のせーでないかい?)、意外と乗りやすい子なのだろうか。