EPISODE-1 吸血鬼連続殺人・事件篇

極めてチープ(褒め言葉)。


私はまあなんていうのか、ごてごてしい道具立てってあんまりもともと好きじゃあないんですよね。物によりますけど、メカニカルな物はそれは話が別だよ! とか大変に現金なのですがー。
そもそも吸血鬼題材であんまりソレっぽいと醒めません?


がおー、と吼えてる吸血鬼なにーちゃんは。
一生懸命格好つけてるよーにしか見えません(OP)。


女の子の無表情はちゃんと「人形」に見えるのに。
てゆか、女の子が右、吸血鬼男が左、と画面が別れるのですが(別けてはいない)、左のほーのにーちゃんは、雰囲気がないというより結構もとの動かせ方から大雑把。




本篇が始まると、むしろにーちゃんのが正しかったという。
しかも、一生懸命格好つけてるのも生活のためで、ざっくばらんなヒトみたいですね。
いや、なんつーか、優しい系か?
まあそれはそれは、とてもお約束ですね(貶してません)。


りおんちゃんパートは、なんつーかわりと正統派のホラー調なんですよね。


――あいつ、、、本当の吸血鬼だった、助けてりおん!


だったかな? そいでもって留守電のメッセージが途中でぷつっ。
そーして、その友人の部屋で見つけた一枚の名詞。
吸血鬼をモチーフにした、ホストクラブの名前。




でもって、それが主人公のにーちゃん、蘇芳? 源氏名かこれ。
まあ番組放送時ならともかく、今更なので書きますが、この彼が“本物”のヴァンパイアだったということが判明するまでが大体この前半(前後パート30分ずつ)です。


なんっつーか、ホラーにしたいのか、コミカルにしたいのか、よーわからんところがあって(もう少し後の回ではちゃんと統合されてるハズ)(1回だけ見ました)、それもまあ、後篇になると意味合いがなーんとなくわからんでもないのですが。
蘇芳ちゃんはともかくね。
りおんちゃんはどっちもこなせるだろーし(設定、役者共に)(てゆか蘇芳氏がシリアス無理ってのは設定部分であって、こーゆー役回りで中の人の性質はわからんよ)、佐野史郎は言うに及ばす、どっちに転んでも全然おかしくない。
佐野さんはそもそも設定なんて物ともしないでしょうね。




あ、てか、佐野さんが蘇芳ちゃんの所属するクラブオーナーさん。
蘇芳ちゃんを疑って、なんとか付きまとって友人を探し出そーとするりおんちゃんが、ドンペリだったかの(高い酒としか知らん)ボトルを割って、バイトを申し出た時に。


「いーんじゃない?」
とかあっさり言って、メイド服やらチャイナ服やらを着せました。
ちょっとウエストが惜しいな。。。
メイド服は超お似合いです、興味ないとか言っといて、思わず下から覗き込んでしまう蘇芳くんの気持ちすらなんとなくわかりますけどやりませんよ!
(どーも時々、真面目に心配されるので自己防衛...orz)




まあそんなこんなで見るからにコミカルなんですが。
(りおんちゃんの蹴りはなかなかに必見です。)


ホラー部分ってのはなんつーか、女子高生が連続して失踪し、そのうちの一人が体から血を抜かれた死体になって発見される、というようなくだりとか。
りおんちゃんの友人が、血を滴らせてる姿。
蘇芳くんが何度もその子に噛み付いている、という、りおんちゃんの想像図。


その辺のところではふざけてるということはありませんね、女警部さん以外。
別にまあ、彼女のことは嫌いではありませんのでいいのですが、てゆか、変な金髪の短髪にしてない限りそんなに悪いルックスでもないですよねー?
あんな役回りなのに、ちょっと格好いい感じ(怖ーいおば様)。


あ、いや、死体のスカートの中を撮ってる刑事もいたか。。。
その辺は悪趣味っちゃあ悪趣味ですね。
「犯人」なんかなら別にどー振舞おうと構わないんですが、そーいうところでふざけて、、、まあダイアナちゃん(女警部さん)が見事な蹴りを決めてたし、いっか。


バイト帰りのりおんちゃんを襲ってきた男を撃退しよーとした蘇芳くんが、逆に返り討ちにされてしまうって感じで事件篇〆。
解決篇に続きマス。
(ありゃ、“篇”の字を使ってるって珍しいね。)
(私は中国歴史をやって以来、こっちの字にしてます、どーせ今は糸も関係ないから別にいいじゃん)(昔は竹に書いてたんですヨ。)