#10 箱の中の鼠

えーとこう、いくら死刑囚っつっても恐怖実験みたいなことしていいのかしら、、、と思ったんですが単に囚人たちの間に噂を流しただけかー、確かに微妙な。
つか、いくらなんでもそのくらいで何人も死ぬとは思いにくいんですが。
最初に一人、特別に感じやすい囚人が死んで、それ以降はその「死」そのものに反応したと考えるとまあ理屈が合わないわけでもないのかな?


いきなり最初からネタをばらしていますが、なんとなくこの話は最初からそうかな? と思わせる部分はあるのではないかと、で、それに“第9”の捜査官がいつ気付くのか、ということが気になるわけなのですが、なんとなくわかっても証明のしようがない部類なんじゃなかなぁ、それに、いくらなんでも外部から仕掛けられたってのはむしろ警察官だからこそ考えにくいような気もしないでもありませんしねぇ。
わりと定番の「嫌味なことを言う」系の上司が登場し、薪さんに釘を刺し。
そんなところに死刑囚が連続して死亡する事件が発生。ぶっちゃけてこう、誰もいなかったはずのところで唐突に、となったら自殺が疑われて当然なのですが、何人も続くとなるとそう考えにくいというのもやっぱりわからんでもない。
だからこそ、仕掛けた側としては自信たっぷりに、まだわからんのか、と言っていたんだとは思いますが、仕掛けといて言うんじゃねぇって気もw
死んだ死刑囚の脳には様々な“化け物”が映り、彼らを追い詰め、ちょっとした瞬間に噴出し死を招く(そして案外それ自体は監視を強化しても止められない)、推理で気付くのではなく、ちょっとずつ状況を積み立てて、というこの話に合ってたとは思いますが。
お前が言うなってのはやっぱりどうしても思ったなぁ、捜査側だろおいw