#7 見えない顔

ところでものすげーナチュナルに薪さんが女装していたような気がしないでもないんですが、そんなことはどうでもいいんでしょうか、確かに状況的に体格的に似てりゃ入れ替わりが可能だとは思いましたがw 「潤くん」と呼ばれていたので一瞬勘違いしてしまったんですが女の子だよね?
正直要するに、ボケてたってことだよな、という結論に至ってしまったんですが。
そうなると記憶ってどうなるのかなぁ、いや、普段の生活段階で途切れた記憶がないというのは納得なんですが、過去の記憶も“見れなく”なってしまうのか。脳細胞が衰えただけで記憶そのものが消えるわけではないのでは、と思ってしまったんですが。
しかし、痴呆症の場合はよくわかんないなぁ、脳が海綿状になるという、、えーと、アルツハイマーなんかはどうなるんだろう、わからない(その辺のところを調べて、ある程度演出的に手を打ったのかもしれませんね、架空の技術だもんなぁ)。


とある富豪が火事で亡くなり、それ自体はタバコの不始末が火元と見られ、死因は一酸化炭素中毒と、そう不審な点があったわけではないようなんですが、顔に切り傷が、そして見つけられた時点で絶命していたことから第9に依頼が来まして。
その彼が生前、縁もゆかりもない相手に全財産を残す、という遺言状を作っていたことが判明、実物が焼失してしまったと思われるのでその有効性については裁判所待ち。
そしてそもそも、彼の世界の人間には顔がありませんでした。
家族の欲しいものがあるの、という言葉だけわかるのか、地獄だな。
(火事の時もきちんと心配していたし、ちょっと甘ったれなだけでそんなに悪い家族ではなかった気もするのですが)(しかし彼には届かなかったのかな。)