#6 陰謀の序曲

正直、なにをどう言おうがキハさんはあくまで“朱雀”の姉であって朱雀はスジニなんですよね? 一番最初のところでまず≪火天会≫は躓いているのでしょうが、なにぶんにも元が古い伝承だから結構いい加減に処理されてるのかなぁ、とも。
とはいえ、キハがなまじ力が強いから幻惑されてしまう気持ちもわからんでもない。
スジニとタムドクとの出会いは「ああ」だしな、あれが古来から待ち望まれた出会いだと気付く人がいたらすごすぎる気がw
で、彼らはキハを起点にしてホゲさんを王と定め(その辺は“白虎”の村人たちも同様でしたが、まあ、タムドクさんは隠されていたのだしそこはしょうがないのかしら)、ホゲの父親に近づき、いろんな不可思議な力でいろんな企みごとをし裏側でことが進み。


タムドクさんはタムドクさんでホゲに王位を譲る、というような決意を。
馬上大会で捕まってしまったチームのメンバーを釈放してくれることと引き換えに、というより、自分には王位を継ぐつもりがないので釈放して欲しいと言いに行き。そのことを知ってしまった王が地位を譲る、ということを言い出し。
そしてさらに、神官がタムドクが王の星の下に産まれたと証言を。
ちゅーか、ドラマ的な展開だとは思うんですが、その即位を阻むために4つの部族長のうち、王に好意的ではない3つの部族の息子が浚われ、そのことを王や太子が行なったのだ、ということを言いふらし「許せない」という気運を高めようとし。
そしてその部族長たちを呼び出し、ホゲさんとキハさんをその目前で引き合わせ、、、ってこれ一番最初から躓いているんだよなぁ、と思うといくら悪巧みだとしてもなんか複雑な気分だなぁ、なんか全体的に間抜けな気がして仕方ないっつーか...orz