#5 スター・デイト

主人公のところに「イヤリングをなくした」というアイドルが来て、なんだかんだと一日の移住船団の観光案内兼デート。なんというかラブコメ展開だなぁ、と思ったんですが、あー、アイドル扱いされない相手だからなのですか(そう言われてみるとそんな気は、ちやほやされるのも好きそうですがw)。
んで、蘭花ちゃんは蘭花ちゃんで“ミス・マクロス”の選考会に出たことがバレて学校を停学、お兄ちゃんには反対されて、のお冠。唯一応援してくれている主人公に連絡するもアイドルに(ほとんど嫌がらせ同然に)阻まれて届かず。


とはいえ、大枠のストーリー以外は言い訳のしようもない(っていうかコンセプト上も特に必要ないよな)ラブコメだったと思います、学校に突然押しかけたアイドルを人目から隠すために一緒のロッカーに隠れるとかそこで携帯が鳴るとか、その反応とか、しかもそれが蘭花ちゃんだったりとかな。うんまあ、そういうのはベタで。
普段は小さくなっている巨人がもとのサイズで生活している区域はなんか面白かったです、そこでいきなり歌詞を書き始めてしまうアイドルに、優等生の挑発に乗る形で歌い始める蘭花ちゃん、それに呼応するように過去に捕獲されたはずの機械めいた怪物が暴れ始めて初めていたんですが、なにか彼女の存在の秘密に関係でもあるのかしら?
正直まあ、夢がどうだ、歌がどうだ、というのはいまいち納得がいかないというか感情移入しにくい部分ではあったんですが、そうせずにはいられない、というか主人公がなぜ空を飛びたいと思うのか、というのはわからないでもない感情だったかなぁ。
美形で家の事情を抱え天性の才能を持つ、浮世離れした性格だと思うんですがむしろこの話、主人公以外があんまり実感ないんですよねw でも彼はわからないでもないなぁ。