#2 トップシークレット(前編)

アメリカの高潔と謳われた大統領が自身の結婚記念日のパーティ(さすがに内輪だろうこれw)の最中に刺殺され、その脳が運ばれて日本の≪第9≫の担当に。
さすがに事件と関係のないところも見なくてはならない関係でFBIだかCIAだかがくっ付いてきましたが、皆さんどきどきだそうですよ。で、殺害現場をまず見るも自分を刺した相手を確認するよりも先に、自分の財布の中に入っていた写真を破り捨て。
大統領の日々の生活はそもそも分刻みでなにか後ろ暗いことの入る隙間もなく。
そんなキツい生活にも関わらず“彼の視界”はその印象によってかきらきらと輝き、美しい夫人に少し実際よりも幼く見える娘、「これ俺らが見てていいのかなぁ...orz」という気持ちに陥っちゃった青木さんも、だからこそ犯人を捕まえなきゃ、と息巻く先輩刑事さんの気持ちもどっちも自然かしら。
(なんでも被害者自身の思い込みで視界は歪むそうですよ、自分を殺そうと迫る相手が鬼に見えていたりとか、実際にあるのかなぁ、死んでなきゃ話を聞けるわけだし。)


んで、青木さんは青木さんで家庭になにか悩みを抱えているようです。
多分、お姉さんへの思い? だと思うんですけど、幼い頃から一緒に暮らしてるとかなり珍しいパターンだよねぇ。なにか事情があるのかそういうことでもないのか。
でも家族に所属部署を言えないのは単にお母さんのせいかw
こっちはそんな深刻なことでもないとは思うんですが、あの調子で聞かれると思うとちょっとでも先延ばしにしたい気持ちはわからんでもない。この話自体は原作で見た覚えがあるのですが、この先を見るのがちょっと怖いなー、ははは。
筋はわかっているのですが、どんな形で受け止められるのかはそれぞれだしね。