#9 海からの呼び声

次男がなんだかふわふわと浮かれていたので、とりあえずデートかそれに類するものだ、というところまでは見当が付いたんですがすごく正直「相手誰だ?」と首を傾げてしまってすみませんでした、従姉妹の姉ちゃんかー、だって大人の女の人なんだもん!
(しかし昔のシーンを見たら憧れの女の子なのが納得。)
とはいえ、もちろん色っぽい話とかではなく、事件現場を見に行くというようなことではあるのですが、次男的にそれが障害になるようなことはむろんなく、同じく憧れている(とお互い気付いているのかどうかは知らんw)三男にも黙って浮き浮きと出掛け。


なんだか他の面子も同日出掛けていたようですが、結局出てくるようなこともなく、そういえば前に旅館に付いてきていたのが寮監さんだったということがなぜか判明。
マレビトの出没がわりと最近みたいなので、ペルソナそのものはともかく、わりと最近始まったのかと思っていたらそもそも事故で死んだ三兄弟の両親からして、なんだか妙なくじらの羽が出てくる話を書いているという。
そもそもこの“くじらの羽”、しばしば登場人物たちが見ているのは知っていたんですが、それがしばしば目撃されるって共通認識になっていたのか。
まず彼女らは人が消えた潜水艇を訪ね、人が消えた海上のポイントにモーターボートを操縦して向かい、そこで絵を描く次男がスケッチを描いていましたらば(しかしあんなところでいつでも描ける人物画を描かなくてもいいような気もする、というのは無粋でしょうか)、辺りの海一面に羽が浮かび、海が金色に光り。
で、どうなるのかな、そのまま次回に直結することになるのかなぁ?
村人が全員消えてしまって、それで幸福でしたってどういうことだろう。