#4 くじらのはね

“羽”なのはまあ見ればわかりますものの、どこがどのようにくじらであるのかがわからず、あと、双子の妹が実在しているのだということがやっとわかったんですが、えー、ひょっとした私ってば気を廻しすぎたでしょうか。
むしろあのエピソードは、事故で半身をなくした弟への気遣いなのかな。
(なるべく触れないようにする? まあ、生きているように振舞われたらいろいろ複雑な気持ちになるでしょうが)(バシニング・ツインの可能性とか実は考えてました。)
相変わらず次男はちまちまと長兄のことを気に病み(無理もないけど)。
三男は食事を作ってみるもぶつかってぶちまけてしまったりしたんですが、あんな赤い汁物溢してたら手伝ってやれよ長男とか思わないでもない、、、いや、責任はないけどさ。
で、従姉妹さんは案外「この町を出てけなんて言われたかったなぁ」と。


なんちゅーか、でも、弟くんが求めてるのはなにも横に立つほどでなくても、それなりに存在を認めてくれてある程度の事情を説明してくれることだよね。監察医の人は多分、素質がないというか、巻き込まれる心配がないのではないかと思うのですが。
(ある程度、関わる立場なのに詳細は話してないみたいだし。)
あと、気になるのはわかるんですが、次男と長男が三男を探しているのは付いて行っちゃ駄目じゃないかな、刑事さんたち、とは思わないでもなかったです。まあ、長男もプライベートも仕事もないみたいな状態になってるので区別付かなかったのかなぁ。
それにしても、羽が飛び散る中に走ってきた車が一般人じゃなくて良かった。
もしかしたらあれが場所教えてたのかな? と思わないでもないんですが、ちょっと危ないじゃないですか、純粋に。ちょっと兄弟仲は進展、残念でした、刑事さん。