#7「YOUR SONG」

すごく正直に言うと途中で笑い出してしまっんですが。
歌も長いんだけど(ああいうときは、歌に合わせて別種の画像を挿入すると間が持つんだよ)、恋愛のテイストがあまりにも古臭いというか、「え、美人に化けたの?」ということを疑問に思った途端に仮面のことが長々と説明されたり。
相変わらず、敵には容赦がありません、セブンXさん。
どっちかわかんない時にはわりと待ってくれると思うんだけどなぁ、変身したあとは容赦なさすぎる瞬殺。まあ、今回はそう特に問題なさそうですが。


レベルが高いとかいうとさっぱりそんなことはなく。
ゲストが結構良かったというか(まあ、毎回ゲストのほうが芸歴あるんですが)、あまりお似合いだとは思わなかったものの、間違いない美男美女であったにも係わらず演出のもろもろがあまりにもあまりだったんですが。
仮面の段階で惚れたってのはチャレンジャーにも程がありますが彼。
中がフツーに美人だ、とわかってからだとちょっとこう、微妙なものがあるよねというのはわかんないでもないんだけど、だったらいっそ外見かけ離れてても愛を貫いて欲しかったような気がしないでもない。


ほだされてずっと一緒にいたら、とかでも良かったのにね。
やっぱ外見的な差異はいろいろキツいじゃないですか、恋愛じゃなくて情愛なら別にいいんですが、当人が「惚れた」ってはっきりきっぱり言ってるんだもの。
というか、やっぱりあの声、悪くない、というレベルで妥当だと思うんだけど。
人待ってる時にあのお姉さんがいたらちょっと嬉しいという感じですね、ストリートミュージシャンは上手すぎないのが味っていうか、CDまんまだからいいとかそんなんじゃないというか。いや、散々なこと言っててすみません。




と、いう、細かい部分はともかくとして。
話そのものの他愛なさというか罪のなさはちょっと本気では怒りにくいなぁ。
要するにスパイとして送られてきて敵の一派と恋に落ちて、男ともども逃避行。んで、敵の本元から裏切り者として追われることになってしまったので、今度は男の昔所属していて、死んだと見せかけて離脱した組織とか。
そこに関係していた赤い巨人(名前付けられないんですかね)にたまたま女が接触
(宇宙人同士はわかるっぽいよね、なんか前々から。)


で、その彼に全部押し付けて男の元に走っちゃったと。
押し付けたのかよ、という突っ込みはすでに作中でジンさん当人がしているのでこの際不問にしておこうかと思います、あと、両手で銃が扱いきれないなら(落ち着けば可能なんだと思います、つーか落ち着け)片手にしておくべきだと思います。


幸いにして予算不足なので敵の数も(ry
白い女の出現のランダムさも相変わらずです、あと、なんか妙なことばっかり言いながら出てくるのは洗脳ですか、という気がします。ジンさんには有効そうです。


で、赤い巨人が出没。
KさんはなんかD氏の出現にいまいちぶーたれていたんですが(Sさん絡みの嫉妬でも驚かない、私情駄々もれ)、宇宙人とのラブ話を聞かされるにつけて軟化しました、なぜそこがポイントなのか、どうもいまいち謎の多い人たちです。
そんなんでエージェントでいいのか。
というか、Dにしてからが、ギ、ギター持ってるよ、歌ってるよ?!
て時点でラブはともかくとして、充分ほだされているような気がしないでもない、緩い、本当に緩いんじゃ貴様ら。奥さんに自殺されて宇宙人に付け込まれたRさんは話が別としても、緩さの緩和にちっとも歯止めが掛からない。
こうも終始一貫、緩さヌルさを貫かれたらば、もはや私のイメージのほうが間違ってるのかもしれないと思わざるをえないじゃないですか。
意外とあんなんじゃジンさんがまともなほうに見えるじゃないか!


事態さえ解消してたらば、報告義務なんてないよ。
とさえ見える組織ですが(そしてお友だち同士でも組むのがちっとも問題なさそうなチーム体制)、案外そのほうが敵対だか友好だかよくわからないエイリアンたちには有効なのかもしれませぬ、一朝一夕で異星人も緩い相手がぽちぽちと来始めたわけでもなさそう。
(だって比重低くないし、番組始まってからも、すでに認知済みとかもいる。)




しかしところで彼女、いや、今回の歌う宇宙人(呼び方統一しろ)。
自分が歌う時だけ噴水の音を止めているんですね、それは多分、ジンさんに正体を気付かせるための演出だったんだとは思うんですが。その地味ぃな異能の使い方は大変気に入りました、いい場所取れるからずるいなぁww
(でもストリートミュージシャン仲間にはいつか気付かれるぞ。)


で、結局彼らはどうやって生計を立ててるんですかね。
というか、Dさんの身分ってどうなったのかしら。
この際、組織に宇宙人と出来ちゃったんで離脱します! みたいなことを言うのには彼女の母星が侵略計画してたから微妙だったのか。いや、本体をざっくりと殲滅した今、亡命者としての申請とかいっそ情報とともに保護してもらうとか。
そういう建設的なことを考えるのもよろしいかと思われます。