−10)中国・張学良to楊虎城さん

楊虎城って人が歴史に出てくるのはまあ、“西安事変”だけかと。


まあとりあえず、張学良の軍と一緒にされていたんですが(多分張学良を押し付けられたんだと思う)、楊虎城。武力のみで成り上がったっつー、申し訳ないけど盗賊みたいな感じの人です。別に当時全っ然珍しくないのがアレですけどぉ。
てゆかクーデター計画を張学良と練ってたら日本で226事件が起こってしまって「やっべ」と思ってたみたいです、同じく政府に対する要求したって事件なので、たまぁに同列に並べる人もいますが、うんまあ、なんというか、ちょっと違うよね(なにかは聞くな)。
で、政府系の人と喋っていたら話がそっちに行った、と。


「だんだん若い人たちも過激になってきて、張学良“が”心配だねー」


。。。
そうね、実際その頃、各地で激化するデモなんかを生身で止めるために走り回っていたそうなんですよ張学良。事件のほとんど数日前まで演説やってるしね。わかるんだけどね。
そしてまあ、前日、クーデター直前にも友軍だった陽虎城の軍の略奪を謝らせるために彼を引っ張り出していたという(今日だけは我慢してくれと頼んだが無駄だった;)。
心臓入ってるんですか張学良、ていうか千切れた人だなぁ!


事件後に張学良と共に捕らえられてるんですが、どう見ても顛末が違いすぎて泣ける、一体なんなんだよもう、、、っ。