#27「サイボーグ作戦」

どこがどのようにサイボーグなのかはさっぱりわかりませんが、ちなみに厳密に言えば入れ歯を入れただけでも立派なサイボーグだったりするというのは夢がありません(なら言うな)、この話を思い出そうとして(だって宇宙人の印象が薄くて!)検索したページで書かれてましたが『サイボーグ009』で有名になった単語なんだそーですよ。


まあ、日本てそういう国だよな。
実にその辺がよろしいと思います、ロボットも『アトム』だしな。おかげでロボットに対する潜在的な恐怖が少なくて、おかげで技術が発展しているのだとかなんとか。
アメリカの初期SFも悪いと思う、いきなり反乱と規定から入りやがったー!)


いやいや、この話にはなんも関係ありませぬ。
ただ、あんまり必然性のない「サイボーグ」という単語が入ってるのは、それがお洒落な響きだったりしたからかもしれませんね。とにかく全然必然性がないっつーか、サイボーグにどんなイメージを持ってたんだかわかりゃしねぇ。
(多分あんまり詳しくない。)
だってこの宇宙人、捕まえた通信隊員に洗脳掛けてたよー?




あと気になるのは、同一宇宙人設定っぽいのに、なんで戦闘シーンになると男性声になるんでしょうかね。人間体だけを女性にしてたからかもしれませんが、や、今回は別にセブンさん騙されてません(珍しく、というほどでもないけど、女性人間体というと騙されるダンさんだよなー)。


そんなことは置いといて。


わりと建設的というか、まともな作戦立ててたと思います。
防衛隊員の直接の後輩(つーか友人だよな)の通信隊員を捕まえてしばらく経ってから基地に帰し、爆弾を仕掛けさせるというかなんというか。


しかしよく考えたら、なんでまた婚約者が一緒の時を狙うのかというか(彼女が地上に残されたのは偶然でいいとしても)、させることが簡単なわりに帰すまでに時間掛かりすぎてねーかとか。
多分、サイボーグ手術してたということではあるんでしょうが、どうしてもその手術が必要だと思えないわけなんですよ。
なんで湖探したっぽいのに見付からなかったんですかとか。


あと地味に気になるのは、確かに結果的に宇宙人に浚われた人ではありましたが、なんで湖の側に女性が倒れてるだけで防衛隊員呼ぶんですかとか。
いくら連絡したからって声も掛けんと放っておくんですかとか。
(よく考えたら、なんか疑われてたのかなー、と思えないでもないんだけど、そう思わせるような描写は特になかったかな;)




あと、ダンさんはいつ爆弾仕掛けられたんですかと。
変身してたらならともかく、人間の時に気付かないのはちょっと無理がありませんかというか。爆弾の大きさと重さを考えたらフツーはわかる;
盗聴器とか発信機とかとはわけが違うよなぁ。
それともウルトラ族だから力有り余ってて鈍いんスかね、その辺。


ところでなんで爆弾の場所教えてくれたんですかね。
やっぱり、出し抜いたってことを自慢せずにはいられなかったんでしょうか、よくわかりませんが宇宙人もいろいろ大変なんですね。
あと、どうして人間体と本体で(ry(しつこい)




それにしても、ほとんど印象に残りませんでしたが、怪獣、、、もとい宇宙人確かにかっちょいいっすね(湖の上にいる時限定でよろしくお願いいたしマス)。宇宙船も凝ってたし、ほとんど女性しか見てませんでしたが。
これが、また独特の雰囲気してたんですわ。
もうちょっと彼女が活躍してもよさそうな気もしないでもありませんが、ちょっとあれですね、即行で正体がバレそうでもあります。宇宙人ぽすぎ、しかも見ただけで悪役系(そろそろ俳優さんに失礼です)。


で、まあ、浚われたのがソガ隊員の後輩だったとか。
そもそも婚約しましたよー、という報告に来るところだったとか。
落ち込んだり空元気したり戻って来て、一見そうとは見せないながらも超喜んでいたりとかいうのはわざわざ書いてませんが、もちろん悪いものではありませぬ。


というか、特になにが凝ってたってわけでもないんですが。
わりと書き出してみると細かい突っ込みどころはあるんですが(防衛隊に知らせが来たのは本篇段階で突っ込んでましたが)、なんか意外と面白かったんですよね。
そろそろシリーズの底が上がってきたということなのかな?
わりとこう、演出がこなれてきたというか。
見てても結構緊迫感があってもいいですね、巨大化しなきゃもっとな(禁句ー)。


ところで機械に置き換えられた身体は戻せるものなんですか一体、マジ。