第3話、小さな恋に魔の手が迫る!

今のところ、3話が一番面白かったなー。
なんであの鏡、あんなにあつらえたようにぴったりやねんw という突っ込みは否めませんが、漫画ならこれ、あんまり気にならないんだろうなぁ。実写で見るとやたらときちっと嵌まってるってわかっちゃうもんね。
しかし、さあ、45度の傾斜にすると垂直に写るっての、そんなに一般的に知られてるんですかね(手品のトリックや映像技術として存在してるので私は知ってます)(探偵学園のキュウとリュウが知ってたのも不思議ではないですが)。
まあ、犯人が新しいターゲットを決めるたびに計画立ててくれるのかもね。


それにしても、やたらと深いキャビネットだなぁ。。。
(どうしてもね; もうちょっと無理矢理感があれば良かったんだろうな。)
ただ、それ以外には特に引っ掛かることもなく、事件関係者が揃ってクラブのマッチを手にしていたことくらいかね。でも関係者の数を聞いていけばそんなに妙でもないか。
とゆーか、わかりやすい手掛かりの絵として好印象。


つーか、同じ店に通ってるのなら、フツーにも近隣っていうか、もともとご近所さんなんじゃね? それは立派な共通項にならね??
とかも思わないでもないんですが、そんな共通項じゃ犯人絞る役には立たないか。




とゆーか、すっきりと忘れてましたが、えーと、数馬? くんの初恋物語みたいな、初恋じゃないかもしんないけど年上女性っていうかそれっぽいよね。
優しい花屋さん。
中学生の男の子が毎日通ってきたらば、なんつーか、よほど鈍くない限りは薄々と意図に気付きそうなものですが、でも「それ」も含めて充分好印象だよなー。だって中学生の淡い恋じゃん、自分でも自分でなくても微笑ましいよ。


昨今微笑ましいとは言いにくいかもしんないけどな、年齢だけじゃ。
でも花屋さんに毎日通うってのは成人でも可愛い行動だよな、まー、その場合は花を別の女に届ける目的と選択肢は二つくらいに別れるわけですが(さらに毎日違う女、とまで言ってると全然話と関係なく発展させすぎ)。


あー、でも題材的にはわりとベタなんだけど、身内のドラマっぽいのは結構好きかなー。もうちょっと原作では複雑になってたけど、シンプル化されてるよね、画像では説明能力が漫画よりかどうしても減るから、正しい方向の改変だとも思うし。
「探偵学園」という設定自体にリアリティ感じてるわけではないので、ちょっとこう、キュウと仲間たちとの温度差っていうか後継者争い、という点には乗りにくいものがありますがぁ。今度の数馬みたいに「本気でやりたいことかどうか」というところから思春期らしく悩んでくれる分には大歓迎。


自分が恋をした時に、まず自分を見詰めなおすってのはいいよね。
ちょっとこう、うん、突っ込みにくいものがありますよ。こういうストレートな話はいじっちゃいかんだろというか(すでになんかやってますが)。




しかし今回の犯人、結局花屋と数馬くんを殺そうとした部分でしか一喝されてないんですが、それはなんというかこう、「ろくでもない」人たちだったら殺してもいいというところは直接は否定しないんかい? という感じで微妙なのですが。
つーか、一番目と二番目の男はまだともかく。
三番目の女の子は殺すほどではないだろっていうか、証拠集めてフツーに逮捕したまえよ、そもそも被害も詐欺レベルじゃんかよ。と思ってしまうのもなんか我ながら微妙ですが、もしかしたら「殺す」相手が近隣にはそうそういなくて、そんなことになったのかもしれないという可能性はあるわけで。
(殺されるほど憎まれてる人間ってそんなにわんさといないわな。)
それは突き詰めて考えるとちょっと怖いものがありますが。


別にそーいう具合に展開してくれたわけではなかったので、やっぱり微妙。
花屋さんを殺そうとしなければ怒られなかったんかい、というかねぇ?


殺す以外に別の解決方法がなかったのだろーか、というのもあるよね。二番目はまあ合法すれすれってところなんだろうからどうにもキツいけど、一番目は時間と手間でなんとでもなったんではないかと思うんですが、ああでも、それが出来ないからの不満ってのもわからんでもないですか。
一人じゃいかんともしがたいってのは確かにないでもないよなぁ。


まああと、頭で考えりゃ犯人像はそれなりにわからんでもないんですが、もうちっと犯人さんに感情移入する余地を与えてくれてたら嬉しかったです。
台詞っていうか、会話一回だけだとさすがになー;


ただ、花屋さんと数馬くんに尺を割きたかったから、と言われたら仕方がないよーな気もしないでもないんですが。
どうも事件よりも人情ドラマが好き、という配分がたまに気になってます。
実際そっちのほうが出来も良いとは思うんだけどねー。